7月8日 御霊の実:平和

平和(平安)は、平穏、平静、安心、安息などの言葉で言い換えることができます。平和とは、個人的な(内面の)平安と社会的(外面の)平和が保たれていることが条件となるのではないでしょうか。戦争に巻き込まれることがなくても、極度のストレスを抱えていれば、それは決して平安ではありませんし、自分は平安でも、隣で掴み合い怒鳴りあってケンカをしている状況があれば、それは平和ではありません。
今回は御霊の実である平和(平安)について学びますが、それは神様と人との関係に大きく関わっており、またそれぞれとの関係における自身の心の在り様でもあることを見ます。

I. 神様との関係における平和
①神様にある平和:私たちの神様は、平和の神であられます。私たちの平和の源であられるお方に私たちは祈り求めることができます。平和の祝福を約束して下さっている神様は、ご自分と「和を結ぶ」ことを勧めておられます。
(ローマ16:20; ピリピ4:9; ヘブル13:20; Iコリント14:33; 詩篇4:8; ローマ15:33; Iテサロニケ5:23; IIテサロニケ3:16; ガラテヤ1:3; 詩篇29:11; イザヤ26:3; 詩篇119:165; イザヤ27:5)
②主イエス様にある平和:神様は、御子イエス様を通して私たちに平和を与えてくださいました。その実現のために神様(イエス様)は大きな犠牲を払ってくださいました。これにより、私たちはこの世の中では得られない真の平和(平安)を経験できるようになりました。イエス様の約束のみことばにより、あらゆる状況において平和(平安)をもつことができるようになったのです。
(イザヤ53:5; コロサイ1:20; 使徒10:36; ローマ5:1; ヨハネ20:19; 14:27; 16:33;ピリピ4:7)

II. 人との関係における平和
私たちには神様から平和が与えられていますが、同時に私たち自身が平和を求めるようにと命令されています。それは人々との関わり、クリスチャンの交わり、そして健全な教会の形成には欠くことのできないものです。「キリストの平和」によって支配されて歩む時に、平和の神様を映しだすことができます。平和の祝福を経験することは、神の子どもとされているクリスチャンの特権です。
(マルコ9:50; Iテサロニケ5:13; ローマ12:18; ヘブル12:14; 詩篇34:14; エペソ4:3; IIテモテ2:22; Iペテロ3:11; コロサイ3:15; IIコリント13:11; 箴言17:1; マタイ5:9)

まとめ:神様との平和をもっているあなたは、平安を保ち、平和をつくる人ですか
神様との平和は、人が謙り、罪を悔い改め、救いを受け入れることによって与えられます。人との平和は、神様の恵みと御霊の導き・助けにより、同じく御霊の実である愛・寛容・柔和・自制や、ゆるし・忍耐等を同時に働かせることが必要となります。また自身の(内面の)平安はイエス様に対する信仰によって保持されます。クリスチャンに与えられている平和(平安)は、神様との関係正常化であり、永遠の保証であり、今、主と共にあることの現実です。同時に、クリスチャンは、(悔い改めにより)神様との正常な関係を継続すること、イエス様を見上げ信じ続けること、御霊なる神様の導きと支配に委ねることを通して、平和(平安)を保ち続けることが求められているのです。

 

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