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あなたはイエス様に似た人になりたいですか。聖化は神様のみわざです。“神様のお考えを行いたい”という願いを与えくださるのは神様です。またその願いを実現するちからを与えてくださるのも神様です。（ピリピ2:13）しかし人の側が何もしなくてもよいということではありません。人にも果たすべき責任があります。今回は聖化の手段として、人に求められる二つの事を学びます。
信仰（信じること）： すでに学んできたとおり、聖徒としての立場が与えられるのは、信仰によってです。（使徒26:18）これは立場における聖別です。救いのみわざは神様がしてくださることですが、人は信じることによってそれを受け入れる必要があります。そしてその先の歩みにおける成長も神様を信じることが鍵となります。
聖さの追求： 神様は、聖さを追い求めるようにと命令されています。（ヘブル12:14; Iテサロニケ4:3; IIコリント7:1）私たちは、悪から遠ざかり、イエス様に近づくことが求められています。私たちが、生活において聖めを経験するとしたら、それは、神様（のみことば）に従い、このお方に委ねることによります。クリスチャンは、自らが救われている証拠として、実際的な聖さをあらわす者でなければならないのです。
聖さを追求する人は、①みことばの教えを求めます。（ヨハネ17:17,19; エペソ5:26）聖書のみことばを読み、従う人は、イエス様の役に立つ聖い者となっていきます。神様がその人に与えられた特定の目的のための器となることができるのです。その人は神様が喜ぶことを実践し、憎まれることを憎むのです。
次に聖さを追求する人は、②（霊的リーダーの）勧めを受け入れます。（エペソ4:11-13; Iテサロニケ3:10）その人は、神様への奉仕の働きのために整えられるために配置された牧師・教師の勧め（教えられること）に従っていくことにより、霊的に成長した者へと変えられていきます。
さらに、聖さを追求する人は、③神様に生涯を献げる人です。（ローマ12:1; 6:13,19-21; IIテモテ2:21）このような人は神様にとって聖化のみわざを“一番しやすい”人です。全生涯を神様におささげする人は、イエス様のために生きる人です。自分のために命を投げ出してくださったイエス様のために生きることは“理にかなったことである”と十分に理解している人です。
人は、聖化のみわざがなされるために、自らを（みわざを実現してくださる）神様に委ねなければならないのです。
まとめ：イエス様に似た者となるかどうかはあなたの姿勢次第
神様はあなたの信頼に足るお方です。クリスチャンがイエス様に似た者となることは神様の御心です。神様には、聖化の完璧なプランがあり、あなたをイエス様に似た者へと変え続ける力があります。一方で神様は、あなたの自由意志を尊重されます。それゆえ、各々の聖化の追求の度合いによって、イエス様に似る度合いも代わります。あなたが、どれだけみことばを求め、勧めを受け入れ、献げるかによるということです。イエス様を信じることによって与えられる救いの立場、聖徒の立場は一律ですが、（救われた後の）聖徒としての成熟度、聖化の進み具合、そしてどれほどイエス様に似た者となるかには違いがあらわれます。どの程度効果的にイエス様に用いられ、祝された信仰生涯を送るかにも違いがあらわれるのです。あなたがイエス様に似た者となりたいのであれば、神様のみことばによって教えられる（学ぶ）ことを求め、成長したクリスチャンの勧めを受け入れ、自身の生涯を神様にお献げしましょう。
