恵みの回顧

7月に入り、蒸し暑い日々が続いています。最近は、梅雨らしい雨の日も多く与えられましたが、豪雨となり災害に遭われた方々もおられます。明日はどのような事がこの身に起こるか、私達人間は誰も知りません。しかし、全てを知っておられ、ご自分の御心を常に、また全てにおいて行う力をお持ちの主を認め、主にお委ねできる者達として、今日も教会に集まり礼拝をお捧げできた事を感謝します。

 今日は神様の「遍在」について、聖書を通して学ぶことができました。いつも、祈りと多くの時間を捧げ、御言葉の準備をして、私達に霊的な糧を届けて下さるメッセンジャーの働きを心から感謝します。自分のデボーションだけでは得られない霊的な糧が、日曜日にメッセンジャーを通して特別に与えられる事は、何と幸いなことでしょう。これは決して当たり前ではありません。

 私は主婦ですので、他の人が用意して下さったお料理はご馳走であり、それを頂く時には、何とも言えない感謝と感動を覚えます。日曜日のメッセージは、私たちにとって『霊的なご馳走の時間』とも言えるのではないかと思います。自分のデボーションの時には、もちろん御言葉を黙想し、分からない事を調べ、学ぶ事もしますが、礼拝で御言葉を私達に届けるために、メッセンジャーが多くの時間を割いて学び、黙想する事に比べたら、本当に僅かだと思います。そして、何よりも主がメッセンジャーを御言葉の通り良き管として選び、助け、導いておられる故に、主を賛美し、感謝します。もっと、霊的恵みを頂く者として、メッセンジャーの為に祈りたいと願います。

 さて、「遍在」について、今日も聖書から多くの御言葉が開かれ、教えて頂きましたが、特に心に深く残った御言葉は、次の御言葉です。

詩篇145:3
「主は大いなる方。大いに賛美されるべき方。その偉大さを測り知ることができません。」

 この世界を創り、保ち、支配されているお方は、全ての範囲に存在され、全ての空間に制限されることなくそこにおられます。そのようなお方に創られた存在である私達が、理解すること事態が困難な事であり、ある意味不可能とも言える事です。しかし、神様はご自分を信じ、従おうとする者たちにご自分をあらわして下さいました。

 私達は、直接的に主を見ることが出来なくても、霊の目で主を見ることができるようにして下さいました。また、私達の歩みにおいて常に主の近くを歩むように招いて下さり、どのような時にも、私達の内におられる聖霊なる神様が、励ましと慰めをもって導いて下さり、最後まで共に歩んで下さるお方だと学び、大きな平安と感謝が与えられました。

 そのような遍在なる神様を前に、自分は何と小さき者か、何と傲慢な者かと謙りを持ってひざまずく必要を教えられました。また日々、そのような者に与えられた救いの恵みを感謝しつつ、信仰の歩みにおいて整えるべき部分、主の御心にかなっていない部分を主から示して頂き、主の御心にかなう者たちにならせて頂くことができますように。

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