恵みの回顧

イースターおめでとうございます!

私たちの主イエス様が、十字架で死に、葬られ、3日目によみがえられた事実を心から信じ、賛美し感謝します!

私たちの教会では、先週の聖日までは教会に集まり、礼拝をお捧げしていました。しかし、その数日後には、日本においても7都府県に『非常事態宣言』が出されました。また、私たちが住む岐阜県においても、独自に『非常事態宣言』が出されました。現在100名を超える方々が新型コロナウイルスに感染されたと発表されています。

このような状況の中で、教会のリーダーである牧師は、悩み祈った上で、『Web礼拝』という形で礼拝をお捧げする決定をしました。リーダーとして、苦渋の決断であったと思いますが、兄姉を愛するがゆえに、そして主の群れを守り導くために、主がリーダーに必要な判断力と決断力を与えて下さったことを、心から感謝します。その決定から数日間で、牧師や兄弟を通して、『Web礼拝』の準備がなされ、それぞれが家庭において、Web上の配信を通して心を合わせて共に礼拝をお捧げできたことを覚えて、感謝します。もちろん、Web環境が整わず、LIVEで礼拝をご覧になることができなかった兄姉もおられます。その兄姉には、今週中にメッセージ要約プリントやDVDが送付されることになっていますので、無事に届き、時間差があっても、それぞれの兄姉の礼拝が祝福されますように心からお祈りしています。

子供達の日曜学校における礼拝は、通常45分程度ですが、今日は15分という短縮バージョンでやはり『Web礼拝』という形で主を礼拝しました。子供達もいつもと違う形で少し緊張していたようにも感じましたが、主はその賛美を聞き、喜んで下さったと信じます。最初から最後まで、配信も護られ、兄姉からも「恵まれました!」「良く聞こえました!」との反応も頂き感謝でした。

これまで、同じ所に集まり、兄姉が顔と顔を合わせ、共に主を賛美するという形の礼拝が、これまで妨げなくできていたことが、当たり前ではなく、どんなに大きな恵みであったのかを改めて感じる日ともなりました。

今日は 『復活の主を信ずる』というテーマでメッセージが語られました。主の復活を知り信じる前の弟子たちが、主の死後、恐れと悲しみの中で、鍵を閉め、部屋にこもり、人との接触を避けていた当時の様子と、現在の新型コロナウイルスにより、人々がウイルスを恐れ、部屋にこもり、人との接触を避けることを余儀なくされている事を重ね合わせてメッセージが語られた部分があり、新しい視点で御言葉を学ぶことができました。

確かに少し前まで人々は、それぞれが自由に色々な場所へ行き、人と交流し、楽しむことができていました。人はある意味「自由」を得ていると錯覚しています。人間は皆、神様の前に罪を持ったことにより、神様との交わりができず、他の人との間でさえ正しく交われず、人生を本当の意味で喜び楽しむことができなかった者であり、罪の奴隷として、自由ではない状態にあることを気付いていないのだ…と。

しかし、復活の主に個人的にお会いし信じた時に、弟子たちは恐れと悲しみから解放され、主から頂いた喜びと希望に満ち溢れました。これこそ、復活の主が私たち信じる全ての者に与えられた喜びと希望の原点であり、信仰の要であると。

今日のようなイースターを迎えることは、誰も想像していませんでしたが、私たちの主は全てを知っておられ、またこの先も永遠までも私たちと共にいて下さる、生きておられる主であることを、心から感謝します。

今週の兄姉の日々も、主が豊かに護り導いて下さいますように。

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