牧師の独り言 Vol.23

アメリカ人の友人が家族を連れて会いに来てくれた。大学で同部屋だった彼の結婚式に行って以来23年ぶりの再会。SNSでどこにいても気軽に繋がれる時代ではあるが、学び舎を離れれば疎遠になっていくもの。そんな中で彼は私のことを覚え、私の家族のこと、日本での働きのことに関心を寄せてくれていた。奥さんの家族がいるフィリピンへの旅の帰りに、日本に、そして養老まで来てくれた。(ここ何日か家族の大半が体調不良で”来てもらおうかどうしようか”と前日まで決められなかったのだが・・・)京都から東京へ向かう途中に名古屋に宿を取り「わざわざ」来てくれたのだと思う。お互いにあらゆることが違う環境に身を置き、違ったかたちで同じ主にお仕えしている。かつて学生同士であった者たちが、それぞれ家庭を持ち、20数年を振り返ってお互いの足取りを「更新」するには半日は短すぎた。駅で別れ際に彼が祈ってくれた。彼の祈りを聞きながら、再び彼が私と私の家族に示してくれた愛の大きさを感じた。彼の姿勢は、他者を愛すること、励ますこと、祈ること、そして支えることの意味を教えてくれている。彼のように、自分もキリスト様を反映する者でありたいと思わされた。

関連記事

  1. 4月9日 教会NEWS

  2. 6月7日 教会NEWS

  3. 7月度 ひつじのひろばご報告

  4. 4月27日 教会NEWS

  5. 8月18日 教会NEWS

  6. 8月9日 恵みの回顧

  1. 2025.01.12

    成長にいそしむ(II ペテロ 1:10~11)

  2. 2025.01.11

    信じてまかせるクリスマス:LEGOによる救い主誕生の物語…

  3. 2025.01.05

    牧師の独り言 Vol.30

  4. 2025.01.05

    豊かな徳の有無(II ペテロ 1:8~9)

  5. 2025.01.01

    みことばは大事(詩篇119:113~120)

For those who speak English: Although we do not have an English service, we will do our best to assist you when you come to our service. Please contact us.