第31回 ひつじのひろば 報告

『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。』
マタイ4:4

 10月21日、小雨が降る涼しい朝でしたが、神様の護りの中で「ひつじのひろば」が開催されました。今回は久しぶりの親子の参加もあり、計7組の親子(子ども9名、大人6名、スタッフ3名)が参加しました。
歓迎の歌からスタートし、「あの空はどうして」という賛美や、「大きな栗の木の下で」という歌や、「Good morning to you」という英語の歌を歌いました。読み聞かせの時間には飛び出す大型絵本で「3匹のこぶた」を読みました。その後、ママへのみことばタイム、続いておやつタイム、自由遊びタイムになり、子供達を遊ばせながら、ママ達同士の情報交換タイムとなり今回は『さつまいもの離乳食 どんなものを作ってる?』というテーマでお話しました。「お芋ごはん」や「スイートポテト」「おいもおやき」など色々なお芋のアイデアレシピが出てきて、ママ達も参考になっていたようでした。そして、サークル後にはお弁当を持参した親子たちでランチタイムをしてから解散となりました。
御言葉タイムでは、マタイ4:4の御言葉から『今の時期は「食欲の秋」とも言われ、お米や果物、お野菜が実る素晴らしい季節でもありますね。厳しい暑い夏の後やってくる暑くも寒くもないこの季節は、子供達にとっても過ごしやすく食欲も増すのでしょうか、秋になってから子供の「おかわり!」の声をよく聞くようになった気がします。子供達が嬉しそうに、また美味しそうにご飯を食べる姿は、母親としても嬉しいものです。でも、今日はもっと素晴らしい心の食べ物の事を考えたいと思うのです。
世界中には美味しい食べ物が沢山あるし、それだけでなく、これから子供達は楽しい事、わくわくする事、嬉しい事、おもしろい事を沢山経験していくことでしょうね。でも、食べたらなくなってしまう食べ物だけでなく、また一時的に心を満たしてくれるものではなく、神様が与えて下さる永遠のいのちにつながる食べ物があることを、ママ達に、また子供達に知って欲しいと願うのです。
私たちの身体は食べ物がなくては死んでしまいます。それは誰もが知っていることです。しかし、私達人間には心の食べ物も必要であることを知る人は少ないのです。
少し残酷な話なのですが、昔、乳児に対してこんな実験がなされた…という話を聞いたことがあります。それは赤ちゃんに語りかけをしながら愛情を注いだ場合、また一言も話さず愛情を示さずにお世話した時に赤ちゃんはどうなるかという実験でした。語りかけをされ、愛情を注がれお世話された赤ちゃんは元気に成長しましたが、一言も話しかけられず愛情を注がれずにお世話された赤ちゃんは何と死んでしまったのだそうです。私達は神様に造られ、愛されている存在です。しかし、最初の人間が神様に逆らった時から、神様の愛を拒否して生きるようになってしまいました。でも、そんな私達に対する神様の愛は変わらず提供されているのです。聖書の中身は、実は私達に対する神様の愛の語りかけで溢れています。神様の愛の語りかけを聞かずに生きるのは、実は死を選ぶのと一緒なのです。私達は身体に必要な食べ物以外に、神様の口から出た一つ一つの言葉である聖書に耳を傾け、また従うことで、本当の意味で生きる事ができ、また神様が与えて下さる永遠の命を受け取る事ができるのです。ママ達が、神様のことばである、聖書にぜひ心の耳を傾け、喜んで受け入れることができますように。』とお話しました。

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