「知れ。主こそ神。主が私たちを造られた。
私たちは、主のもの、主の民、その牧場の羊である。」
詩篇１００：３

早朝までは雨が降っていたものの、眩しい五月晴れの太陽の光が照りはじめ、この日(5/17)も、今月の子育てサークルが開催されました。今回は開催５０回目を記念する集まりとなりましたが、体調を崩しやすい季節ということもあり、風邪を引いたりして残念ながら参加できなかった親子もいましたが、計３組の親子（子ども５名、大人３名、スタッフ３名）が集まりました。
サークルは、歓迎の歌と５月の誕生者のお祝いからスタートし、「あの空はどうして」という賛美を歌った後、手遊び歌「キャベツの中から青虫でたよ」を歌いました。読み聞かせの時間には、パペットつき絵本で「にゃーご」を読み聞かせしました。絵本の中の主人公が飛び出してきたような、パペットに子供達も嬉しそうにニコニコしながら、絵本の読み聞かせを聞いていました。その後、ママへのみことばタイム、おやつタイム、そしてその後は自由遊びタイムになり、子供達を遊ばせながら、ママ達の団欒タイムになりました。今回は開催５０回記念ということで、教会でランチとしてサンドイッチとデザートを用意し、参加した親子とスタッフ達で楽しく、美味しく頂きました。
みことばタイムでは、創世記１５：１の御言葉から『今回の子育てサークルは、開催５０回目となる嬉しい記念の時となります。このサークルは２０１１年の４月からスタートしましたから、先月で丸５年を迎えたことになるわけです。最初の１年ちょっとは隔月で開催していた時期もありましたし、その他色々な理由で何回か開催できない時がありましたから、今回が５０回目となりました。
毎回、サークルの時には「実施記録」というものを作成しています。サークルの中で歌う賛美や、手遊び歌、また読み聞かせの本、また参加者などを記録してあります。その記録を第１回～４９回まで見てみた所、これまで２５組の親子がこのサークルに参加して下さり、参加してくれた子供たちの合計は４１名だったことが分かりました。今まで参加して下さった一組一組の親子のことを思い出し、とても嬉しく懐かしくなりました。
私は県外出身者で、結婚してからこちらにきましたので、子育てするこの地域において、周りに友人と言える人がいませんでした。しかし、子供が生まれて、近所を子供と散歩する中で知り合った親子、また出産したクリニックで知り合った親子たち、また親しい関係が与えられてから、時々我が家に招いて一緒に遊んだりしていたのですが、狭い我が家にはいっぺんに沢山の親子を呼ぶことはできません。またクリスチャンのママとして神様の事を、知り合った親子にお話したくても、子供たちの面倒を見ながらでは、なかなか難しいものがありました。そして、この養老周辺は気軽に行くことができる小さな公園などがなく、ママ達が子供を遊ばせるのにも苦労しておられるのを感じ、教会の２階のこの広いスペースが、色々な親子が本当の意味で憩える場所にならないか…と考えました。そして、牧師に相談し、また協力して下さるスタッフを教会で探し、教会の方々にも祈って頂き、このサークルがスタートしたわけです。スタッフも最初は私とAさんの２人だけでした。子育てサークルを開催するのは、初めてのことでしたし、自分自身も子育て真っ只中の者でしたから、手探り状態で進めてきました。
子育てサークルや、子育て支援の集まりはこの教会以外でも色々開催されています。
でも、私たちの子育てサークルが他のサークルと違う所は、「参加する親子に、私たちを造られた真の神様がいて、私たちは皆、その神様に愛されている存在であり、その神様が教えて下さる本当の子育ての喜びと目的をお伝えする」ということです。今日の、御言葉にも選んだように、私たちは神様に造られ、愛されている者、また神様の羊として神様の傍でいつも憩う事ができる羊のような存在なのだということを今日も皆さんにお伝えしたいと思います。親も子も、神様の大切な「羊たち」です。その羊たちが憩う場となって欲しいという意味も込めて、この子育てサークルの名前は「ひつじのひろば」としています。
子育ては、自分の人生を子供の為に使う愛と犠牲とが伴う大事業です。でも、この大事業を私たちを造り愛して下さっている神様に頼り、神様と共にすることができたら、本当に幸せな子育てができます。皆さんも、ぜひ神様と共に子育てをするママとなれます様に。』とお話しました。