みことばに従う道は幸福の道⑫:認めよ、求めよ

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年の初めから神様のみことばを読み学ぶことができることを感謝します。神様のみことばが大きなテーマであるこの詩篇の学びは12回目となりますが、今回はみことばの偉大さ、つまり神の偉大さを認めることと、みことばの祝福、つまり神の祝福を求めることに焦点をあてたいと思います。(詩篇119:89~96)

I. みことばの偉大さ=神の偉大さを認めよ(89~91節)
神様のご性質が被造物を通してあらわされることをこれらの節は教えてくれます。「天」(v.89)と「地」(v.90)は神様がお造りになったすべてのもの、つまり「万物」(v.91)を指しています。(特に天体などの)被造物における秩序と不変性は、神様の真実を映し出しています。(vv.75,86; 89:2)神様の創造における秩序は、神の愛、ケア、忠実さ(まこと)を示しています。世界を創造された偉大な神様は世界の主であられます。それゆえ万物はこのお方にお仕えするのです。(v.91)太陽や月の昼夜の規則正しさは神様の不変性を証ししています。それゆえ、神様の「みことば」(v.89)と「定め」(v.91)によって据えられた被造物(自然)は、このお方のしもべとしての務めを果たすのです。今年の歩みを始めるにあたり、造られた私たちは神様にお仕えする者であることを覚えたいと思います。

II. みことばの祝福=神の祝福を求めよ(92~96節)
詩篇の筆者は、「みおしえ」に従うことによって自身も神に仕える一員となる願いを表現しています。(v.92)彼は神様の「みおしえ」の中に「喜び」を見いだしているのです。(vv.16,24,47,70,77)それは、神様が示しておられることと、自分自身の歩みが一つになっている感覚をもたらすものです。経験するところの「苦しみ」の中で(主にある)意味を見いだせなければ、彼はダメになったと感じたことでしょう。
それゆえ、筆者は神様の「戒め」を忘れないのです。(v.93)みことばは、彼の歩みにおける秩序と支え(護り)を与えるものであるからです。(vv.25,37,50,107,149,154,156)
歩みにおける護りは神様との契約関係と関連しています。筆者が、自分自身が神のものであることを認識していることからそれがうかがえます(v.94)それゆえ彼は神様が引き続き護ってくださるようにと祈るのです。
「悪者」の攻撃があってもです。(v.95)彼の希望が神様に堅く置かれているならば、「苦しみの中」(v.92)でも滅びることはないことを彼は知っています。悪者が「滅ぼそう」としても、彼は神様の「さとし」を熱心に学ぶ中に避難所を求めているのです。
神様のみことばは彼を自由にし、いのちの豊かさを与えます。(v.96)他のすべてのものは(完璧そうに見えても)限界があるのです。

まとめ: みことばは神の偉大さを示し、神に仕えることを励ます
神様のみことばは永遠であり、真実であり続けます。みことばは、私たちの喜び、いのち、救い、避難所であり、私たちにいのちの豊かさを与えるものです。
みことばの偉大さを、今年もっと知りましょう。神様の偉大さをもっと学びましょう。そして神様がみことばを通して備えて下さる祝福に与りましょう。

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