みことばは大事(詩篇119:113~120)

昨年も予期しない出来事に遭遇し、様々なことが起こりました。そして今年もどのようなことが起こるか私たちにはわかりません。しかしクリスチャンはすべてを知っておられご支配しておられる神様に頼り安心を経験することができます。神様は今年も豊かなみことばの恵みを与えようとしてくださっています。それを余すところなく受け取り自分のものとするために、みことばの重要性を確認しましょう。

みことばに関する宣言(113~115節)- 詩篇の筆者がここで言わんとしていることは、“私にとってみことばは大事だ!”です。
① みことばを愛します(113節):筆者は邪悪な人たちと対比して、“私は二心を持たず、みことばに忠実であります”と告白しています。(47,97節)
② みことばを待ち望みます(114節):筆者は、“まことの平安(保護)を与えるあなたのみことばに希望を見出します”と告白しています。
(3:3; 28:7; 33:20; 61:4; 84:11; 91:1)
③ みことばを守ります(115節):筆者は邪悪な人たちに対抗して、“私はみことばを守るがゆえに悪を遠ざけたい”と告白しています。(6:8; 139:19)筆者の、邪悪さに対する反応は(神様とみことばに従うことを妨げる存在は悪であるとの前提に立ち)神様への忠誠心のあらわれです。(22節)

みことばに関する願い(116~117節)- 筆者はこの箇所で、“私を支えてください”と祈っています。
① みことばは私の望みです(116節):筆者は神様の支えの御力に希望を置いています。(3:5; 54:4; ローマ9:33)彼は日々の歩みにおける霊的祝福を楽しむことを願っているのです。
② みことばは私の拠り所です(117節):筆者は、自身の信仰の歩みの健全さのために神様の支えが必要であることを訴えています。(箴言29:25; 119:15)

みことばに関するさばき(118~120節)- この箇所で筆者は、“みことばに背く者はわざわいだ”とさばきを宣告しています。神様は正しいお方で、みことばによって邪悪な者をさばかれるお方です。
① 神は彼らを退けられる(118節):みことばの真実を受け入れない者は偽りの中に生きる者です。(21節)
② 神は彼らを取り除かれる(119節):筆者は神様の邪悪な者に対するさばきのゆえにみことばを愛することを告白しています。
③ 私は神を恐れる(120節):筆者は神様の正しさゆえに畏敬の念を表明しています。(161節)

まとめ:みことばを大事にすることは成長の第一歩
なぜみことばを大事にし、読み学ぶ必要があるのでしょうか。みことばが神のことばであるからです。そして神様のことばは、私たちにとってどうしても必要な唯一の真実であるからです。みことばに対する正しい態度をもって新しい一年に臨みましょう。詩篇の筆者のように、神様のみことばを愛し、待ち望み、守り、見つめ続ける一年とさせていただきましょう。

 

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