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あなたが新商品の存在を知ったとしましょう。（知的要素）あなたはそれが欲しいと思い、手に入れられると考えます。（感情的要素）そしてあなたは実際に買おうと動き出します。（意志的要素）この流れは、人がイエス様を信じる時に、その人の中で起こっていることを説明しています。最後の意志的要素には、①心を神に明け渡すことと、②イエス様を救い主として受け取ることが含まれますが、今回は②について学びます。
イエス様を救い主として受け取る：その表現(ヨハネ1:12; 4:14; 6:35-58; 7:37)
聖書では、イエス様を信じることを、“受け入れる”と表現されています。自分自身の頑固さを放棄して、イエス様がお語りになることを“そのとおり”と認め、このお方に信仰を置き、忠義を示すのです。
信じることを“飲む”と表現されている箇所もあります。真の満足を提供するイエス様の救いを受け取ることをあらわしています。それは、飲む者を満たすだけでなく、あふれ出すのです。救いの効果は永遠であるということです。人の心を造られた神様が、祝福で満たしてくださるのです。自分が罪のある人間であること、神様の視点からは迷子であることに気付く人にのみ与えられる満足です。
また“食べる”と表現されている箇所もあります。イエス様を自分のものとし、イエス様と一つになることをあらわしています。イエス様は霊的な食べ物として、人を永遠に生かし、永遠の幸福を与えます。それは、罪をもった人間が受けるにふさわしい罰を、イエス様が代わりに受けられたからです。
イエス様を救い主として受け取る：その意味
唯一の救い主として受け取る（ヨハネ14:6; 使徒4:12）：イエス様のみに救い（罪の問題の解決）があるという事実を受け入れます。
個人的な救い主として受け取る（ローマ10:9）：イエス様の十字架の死と復活は自分のためであったという事実を受け入れます。
完全な救い主として受け取る（ヘブル9:12）：自分がもっている罪の処理のために、イエス様は必要なすべての正しい手続きしてくださったという事実を受け入れます。
イエス様を救い主として受け取る：その結果
神の子の立場（ヨハネ1:12）：イエス様を信じて救われた人は、神様と“親子”の関係になります。神様の永遠にわたる加護の御手に託される祝福に与るのです。
神からのいのち（ヨハネ6:51,57）：イエス様を信じた人も肉体の死を経験しますが、その後（究極の祝福とともに）永遠に生きることができます。またイエス様を信じた人は、信じた時からイエス様（まことの神様）が喜んでくださる生き方ができるようになります。神様の前に霊的に活動できるいのちをいただくのです。
聖霊の内住（ヨハネ7:38）：イエス様を信じた人には、信じた時から聖霊（御霊）なる神様が住んでくださいます。聖霊は、イエス様を信じた人が救われていることを確信させ、生涯にわたって神様がお喜びになる生活をしていくようにと教え導いてくださるのです。
まとめ：あなたはイエス様を救い主として受け取ることができます
あなたが新商品の存在を知り、欲しいとさえ思っても、実際に買おうという動きに出なければ、それはあなたのものにはなりません。イエス様を信じることにおいても同じです。
聖書は、あなたが永遠に続く幸せを手に入れる（救われる）ために必要なメッセージを提供しています。神様の側では、救いの方法をすでに用意してくださっています。あとはあなたが受け取るだけです。この世界で唯一の完全な救いの方法（幸福の道）を受け取りましょう。頑固さを脇において謙虚になって素直にイエス様を信じましょう。
病人は、（癒されるためには）自分を医者に任せなければならないと同時に、自分の病のために施される治療を、受け入れなければなりません。罪を持った人間も、（救われるためには）解決を与えてくださるイエス様に自分をお任せし、イエス様がしてくださる救いのみわざをそのまま受け入れなければならないのです。
世の中が提供する、束の間の安らぎ、快適さ、興奮、喜びを求めるのはやめて、永遠の幸いを約束する神様の贈り物を受けとりましょう。
