今週はイエス様の十字架における御苦しみを特に覚える受難週です。今回はイエス様の十字架の意義について共に考えたいと思います。
①父なる神様の権威に対する服従(ピリピ2:6-8) →イエス様は神の御子であられながら、神であることに固執されませんでした。罪のない、聖いご存在のイエス様は、人として仕える者となられました。イエス様はすべて父なる神様の下にご自分を置き、従うことに徹されたのです。
②父なる神様の信頼性に対する従順(へブル2:10)→へブル書2章はイエス様の人性が強調されている章です。神様の一つの御心は人間を栄光の道へと導くことです。その御心を実行する上で、イエス様は救いの君として相応しいお方です。イエス様は最終的には勝利者であられる父なる神様への信頼に基づいて従われました。私たちの「信仰の創始者」となられたイエス様は、私たち罪人が救われるという喜びを前にして、十字架のはずかしめと苦しみを耐え忍んでくださいました。(へブル12:2)
私たちのために十字架をお通りになり、父なる神様に従われた御子イエス様を黙想し今週を過ごしましょう。