命がけの信仰

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https://youtu.be/0y4us2UOw4E

あなたは命がけで何かをしたことがありますか。もしあるとすれば、そこには(そこまでして)守らなければならないものがあったはずです。紀元前6世紀に、祖国から異教の国へ連れて来られた若者たちがいました。彼らも私たちと同じように天のまことの神様を信じていました。そして彼らは、その信仰を命がけで守ったのです。(ダニエル書 3:1~30)

信仰のテスト(vv.1~15): ネブカドネツァル王が建てた金の像(高さ約27m、幅約2.7m)は、自身の偉大さと栄光を誇示するためのものでした。
王は像の奉献式を催し、高官たちを集め、像を拝むよう命令し、従わない者は火刑に処すことを言い渡しました。この命令に従わないシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの3人(ユダヤ人)は王様の前に訴えられました。これは、捕囚の身でありながら、バビロンの事務に携わる3人の優秀さをねたんだためでしょう。3人は怒り狂う王からの最後通告を受けることになります。

信仰の告白(vv.16~23): 3人は、反論するつもりはないこと、そして神様への献身を考え直す必要もないことを王に伝えました。自分たちが仕える神様について、またこの神様への信仰を宣言し、自分たちのいのち・人生は神様の御手の中にあることを告白しました。彼らは結果がどのようになるのであっても、神様への変わることのない忠誠を表明し、像を拝むことを拒んだのです。
王は自らの脅しをものともしない彼らに怒りを爆発させました。通常の「七倍」の熱さの炉に彼らを投げ込むように命じたのです。縛られ燃える炉の中に投げ込まれる過程で、高温のために、腕力のある王の家来たちが焼死することとなりました。

信仰の勝利(vv.24~30):3人を火の炉に投げ込んだ王の怒りは驚きに変わりました。3人のはずが4人になり、彼らは焼かれることもなく火の中を歩いているのを見たのです。(「第四の者」は肉体を取られる前のイエス様か、御使いでしょう)火の影響をまったく受けなかった3人は再び王の前に立ちます。
王は、完全な救いを与えられた3人の神様をほめたたえました。この王はまもなく、このお方が、神々の一つではなく、唯一のまことの神であると知ることになります。(4章)

まとめ:信仰は命を賭して守るもの
異国に連れて来られた3人は、バビロンの偶像の神を含んだ名前に変えられましたが、まことの神様への絶対的な信頼の姿勢を変えることはしませんでした。バビロンの王様は、イスラエルの神への礼拝を禁じたわけではないのですから、像に対して“かたちだけの礼拝”もできたはずですが、彼らは妥協の道を選びませんでした。神様は、命をかけてご自分を尊んだ者たちを尊んで祝福してくださいました。私たちは、“平穏なクリスチャン生活”を望むものです。しかし、まことの神様への信仰が危険にさらされているならば、人(社会)との関係において“波風を立てる”ことになっても死守しなければなりません。時には“事が荒立つ”ことによって、神様に栄光が帰せられるのです。自身に問いかけてみましょう。
私は何でもできる神様を信じているだろうか。そして、何が起きようが(そしてそれが理解できないことであっても)それは神様の最善であると信じて委ねることができるだろうか。

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