恵みの回顧

4月も間もなく終わりを迎えます。2020年も約3分の1が過ぎようとしています。
新年には想像だにしなかった事態が今世界中で起こっており、この日本では終息の見通しも立たない状況です。
私たちの教会も、最初は全員マスク着用での礼拝、次は会食の中止、そして今月の第二主日からはWEB礼拝へと変更を余儀なくされてきました。
そのような中でも、神様のご支配を認め、信頼し、主に礼拝をお捧げすることが出来ることを感謝します。
今日で3回目を迎えたWEB礼拝も、主にある兄弟たちの働きによって護られました。機械に関わることですから不具合も出ていますが、それでも最善を尽くそうとしていただいています。そのような影の働きがあることを忘れてはいけないと思います。

今日のメッセージでは、愛のみわざvs.罪の策略(信じる者vs.信じない者)について学びました。
イエス様がなされた奇蹟のみわざに対してどのように応答するかで、その後が大きく変わってきます。イエス様がなされた救いのみわざに対してどのように応答するか、その選択は私たちの人生の歩みにおいて、大きな分かれ道となります。
私自身は、すでにイエス様に対して正しい応答をする者と変えられ、信じる者とされたことを感謝します。
大祭司カヤパの発言は、自分たちを守り、政治的な立場を保とうとすることが第一でしたが、一方で主イエス・キリスト様の十字架の死を預言することとなりました。カヤパの発言は神様を冒涜するものであったのに、神様はそれを「神様のご計画の預言」として用いられる、この不思議さに、改めて神様の偉大さを学ばせていただきました。
イエス様の十字架の死も、人間的には死刑に処せられた、ということだけですが、神様の愛のご計画の中で成されたことであることを思うと、本当に神様のご慈愛を感謝せずにはいられません。
罪は人を散らしますが、イエス様は散らされた者を集めてくださいます。
散らされた者の中に異邦人も含まれており、イエス様を信じた者を、やがての日に集めてくださるという大きな希望が与えられていることを感謝します。
今の難しい状況は、神様からの愛の警告ということができます。救われるための猶予が与えられています。神様のご忍耐のゆえですから、今の恵みの時、救いの日に、神様のみわざを一人でも多くの人に紹介するものでありたいと願います。

今週からGWという方もおられるでしょう。今年は例年とは大きく様変わりして「ステイホーム」と盛んに言われています。昨日は、新幹線乗車率が0%の列車もあったと聞きました。人の流れが止まり、経済が滞り、先行き不透明な状況で、希望がない人が大半ではないかと思います。
そのような時に、クリスチャンは大きな希望が与えられていることを、より実感出来れば幸いです。
GW中に・・・
静かに主と交わる時間を、より多く持つ事ができれば幸いです。
愛する兄弟姉妹のために祈りの時間を、より多く取ることができれば幸いです。
誰かに福音を伝える手紙を書くことができれば幸いです。
電話などを通して福音を伝える機会を持つことができれば幸いです。
世の中が大きく変わっているなら、クリスチャンである私たちも、良い意味で変わる必要があるのではないか、と考えさせられます。
今週の歩みが、霊的に実り豊かな一週間となりますように。

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