神様は誠実なお方ですから、約束を必ず実行してくださいます。私たち人間に対する神様の最大の約束は、神様の前における救いです。それは神様との永遠にわたる親しい関係を可能とするものです。神の御子であられるイエス様は、預言のとおりに死んでくださり、また復活してくださり、私たちに救われる機会を与えてくださいました。神様の(人間に対する)救いの基準は、信ずるということです。信ずることにより、神様との関係が正常化され、永遠の安心と安全が与えられます。
イエス様を信じ、神様から救いをいただいたクリスチャンの地上の生活において成就されつつあることについて、祝福の条件という観点から見ていきましょう。一つは敬虔により益を受けるということです。(Iテモテ4:8)敬虔は、神様を知る(神様を信じ個人的な関係に入る)ことを前提として、慎み深い生活をすることです。このような歩みは実生活において、より経済的・健康的祝福をもたらすものであり、幸せの秘訣であるとも言えます。また平安も神様からの祝福です。神様の前にあって、思いわずらうことは罪です。(ピリピ4:6)心配事は神様に明け渡すことで、神様からの平安をいただくことができます。(ピリピ4:7)さらに必要なものは、神様から与えられる祝福があります。罪人は苦労しなければならない者達です。しかしそのような罪人を神様は招いてくださり、信仰によって近づく者に休息が約束しておられます。(マタイ6:32-33)その休息は、イエス様の十字架の死の結果によりもたらされているものです。神様は必要を備えてくださるお方です。そして人の側は神様の御心を求める必要があります。これにより地上における生活がおだやかなものとなります。
このように神様の約束は、私たちの毎日の歩みにおいても成就されつつあることを覚えましょう。