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約2000年前、イスラエルのナザレという町に住んでいた少女マリア。彼女は大工をしていたヨセフという名前の男性と婚約中。ある日、マリアの身に不思議なことが起こります。天使が彼女にあらわれ、神様のちからによって男の子を身ごもることが伝えられます。マリアにとってはとても消化できない内容。彼女は純粋に“どうしてそのようなことが起こるのか”と問いかけます。しかし、マリアは天使の、“神様にとって不可能なことはない”という言葉を受け入れていきます。マリアは、天使の話を良く理解したというのではありません。ただ信じたのです。彼女は神様のご計画を謙虚に快く受け入れたのです。
今日強く心に留めたいことは、神様にとって不可能はないということです。
*聖書は科学では説明できないこと、常識では考えられないことを教える
神様はご自分のことばで世界を創造され、大地のちりで人間や動物を創造されたと聖書は記しています。(エレミヤ32:17)今回注目している、処女降誕以外にも、イエス様のご生涯の中での数々の奇蹟、そして十字架刑の後の復活も聖書は実際に起こったこととして記しています。
*聖書は(必ずしも)人に納得/理解を求めない
マリアの「どうして」の問いかけに対して、天使の説明は、“神がそのようにする”のみです。マリアが産むことになったお方とは、神が人となられたお方のことで、イエスと名付けられました。イエス様のお生まれになる目的は、人の救い/幸せです。イエス(という名前)の意味は、“神は救い”(或いは神の救い)です。イエス様は、人を罪からお救いになるお方です。イエス様は、人類の救い主ということです。救いとは、危険な状態からの解放です。この救いはあなたにも必要なものです。あなたが直面している危険な状態とは、神様との関係において起こっている問題です。神様の前においては罪人であること、そしてそれに対しては罰があるという現実です。これは、あなたの心の問題であり、(死後)永遠に関わる問題です。そしてこれは、神様にしか解決できない問題でもあるのです。マリアを通してお生まれになったイエス様は、罪人のために身代わりとして死なれたのです。
*聖書は信じて受け入れることを求める
結婚生活を始めていないマリアが妊娠/出産を伝えられた時に、彼女は理解できなくても信じました。神様はあなたにも同じことをお求めになっておられます。ただ神様がイエス様を通して準備して差し出しておられる救いを受け取ることです。これが、信じるということです。神様は、あなたが救われるために、天国へ行くために、何かしなさい、とは言われていません。今までの生き方・態度をあらためて、信じるだけでいいのです。救われるために知らなければならないことは多くありません。まことの神様が存在し、神の御子であられるイエス様が(罪人である)自分の身代わりに死なれ、復活され、あなたを救うことが可能であることを知り信じるだけで良いのです。マリアは神様からのお告げを聞いて、謙り、信じ(委ね)ました。(あなたの救いのためにも)あなたが抱える罪の問題の処理のための手続きはすべてなされました。あとはあなたが“サインする”だけで良いのです。
まとめ:全能の神は、あなたが「おことばどおり」受け取ることを望まれる
イエス様は神様であられるのに人となられました。(イエス様は神であられ人であられます。)これは神様だからできることです。神様は、マリアという一人の女性を使われました。イエス様は、通常の方法ではない方法でお生まれになりました。その後、罪の全くないお方として生活され、罪人の罪を背負い罰せられてくださいました。死なれたイエス様は、三日目に復活されました。このお方を信じるなら、あなたの罪は赦され、天国へ入れていただけます。イエス様は、天使を通して伝えられた神様のことばをそのまま信じたマリアからお生まれになられました。それはあなたのためです。あなたに代わって死ぬため、そしてあなたを救うためです。あなたも、死後の永遠の滅びから救出される必要があります。そして今ならまだ間に合います。



