第29回 ひつじのひろば 報告
『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。』
ヨハネ14:6
7月15日、梅雨明けを思わせるような強い陽射しの中でしたが、今回も神様の護りの中で「ひつじのひろば」が開催されました。今回は計6組の親子(子ども9名、大人4名、スタッフ4名)が参加しました。
歓迎の歌からスタートし、「あの空はどうして」という賛美や、「むすんでひらいて」「Seven Steps」という手遊び歌を楽しく歌いました。読み聞かせの時間にはエプロンシアターで「おおきなかぶ」をしました。エプロンから次々に飛び出してくる人形に大人も子供も楽しそうに見ていました。最後の大きくなるかぶにビックリ!とっても楽しいひと時でした。その後、ママへのみことばタイムでは4人の男の子を育て上げた教会の子育て大先輩のR姉がご自分の経験を踏まえながら、分かりやすく、またママ達を励ます内容で、聖書のお話しをして下さいました。続いておやつタイム、工作タイムとなり、今回は可愛い「うちわ」を作りました。その後、自由遊びタイムになり、子供達を遊ばせながら、テーマを決めてママ達が輪になり、楽しく話す、ママ達同士の情報交換タイムでは『子供達を連れて行くことができる、涼しくて楽しい場所ってどこ?』というテーマでお話ししました。サークル後には数組の親子が持参したお弁当を囲みながら楽しくランチし、その後解散となりました。
御言葉タイムでは、R姉がヨハネ14:6の御言葉から『今から、ちょうど30年前、私は4人目の男の子を出産し、皆さんの様に若いお母さんでした。四人共、男の子で賑やかな反面ケガも絶えません。例えばポットを倒して火傷をしたり、走り回ってタンスの角で頭をぶつけて怪我をしたり、家の脇の水路に2度も落ちて額を何針も縫ったりしました。又、私自身、長男を出産する予定月に‘胎盤機能不全’になり、絶対安静の為に入院したりで多少の困難も経験させて頂きました。当時は殆どが布のオムツでしたから洗っては干しを繰り返し、天気の悪い日や冬場は特に困りました。ストーブの回りで乾かしながら使ったことを思い出します。今、皆さんが絵柄の入った可愛らしい紙オムツを使っておられるのを見て楽しくなります。最近は、育児用の便利さ、ファッション性を追求した多種多様な物が多々あってとても良いことです。 それにしましても、女性はいつも大変ですね。妊娠・出産…この肉体的な苦しみは避けられません。又、子育てに一日の内の多くの時間を子供に提供し続けて行く事になります。身体の成長に合わせ衣・食・住を整えつつ内面的な心の動きを見ながら教育していくのも大事ですよね。私は小心者ですから、悩みも心配も多くて疲れます。幼子と言えども成長と共に親に反抗したり、拒否したりの態度を表し始めますから、更に大変です。
私は20代の半ばに初めて聖書に触れ、神様の存在を知りました。聖書を読んで私が罪人である事を示され、これを拒否する事はできません。人の前には表れない様々な罪を自覚し、認識できるからです。この罪人の私を救う為に、イエス様が十字架の上で身代わりに死んで下さり、三日目に復活して下さったことを信じ受け入れ、罪を許して頂きました。
いつもこのひつじのひろばに来て下さり感謝です。お母様とお子様に神様の豊かな恵みと祝福を頂いて欲しいと願いつつ、私も参加させてもらっております。子育てはとても重要でやり直しが出来ません。この小心者の私は揺らぐ事が無い、確かなものを聖書に求めました。入り口の所にある「みことば」を読まれたでしょうか?
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。ヨハネ14:6」とてもシンプルですが、私の人生の支えです。私を保護し、治めて下さる方に委ねるなら、私自身は愚かであっても、迷う事はありません。
羊はとても弱い臆病な動物と言われています。この羊の為に外敵から守り、いつも緑の草を与えて下さる牧者はまるで神様を例えているようです。羊は牧者と共に居て一緒について行くなら、安全が守られ、生命の糧は与えられます。ただ任せて後をついて行くのです。安全に喜びを頂いて、私もこれからの老後に向かって神様と共に歩み続けたいと思います。皆さまに神様の祝福が届きますように。』とお話して下さいました。