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ある人々は、“将来の技術の進歩で、人を蘇生できるかもしれない”と考え、遺体を冷凍保存しています。しかし、聖書を信じるクリスチャンは、このことがあらゆる意味において徒労であることを知っています。聖書の神様は人の生死を握っておられるお方です。このお方のみが、人が罪ゆえに招いた人類共通の問題である死の解決を与えることができます。今回は、イエス・キリスト様がよみがえられたことにより、イエス様を信じる人のからだもよみがえらせられる事実について学びます。
I. 復活は三位一体の神のみわざ
父なる神様はイエス様を死からよみがえらせてくださいました。そのお方が同じようにクリスチャンをよみがえらせてくださいます。(IIコリント4:14; Iコリント6:14)時間的には、2千年以上前に復活されたお方と(共に死に)共に復活させられるという扱いを受けるのです。よみがえらせられるクリスチャンは、イエス様のみわざゆえに神様の前に出ることできるのです。
イエス様も、ご自分を信じた人をよみがえらせると約束されています。(ヨハネ6:40)いのちのパンであられるイエス様を“食べた”人、つまり信じた人をイエス様は永遠に護ってくださいます。御子イエス様は、父なる神様のみこころを常に行われるお方です。父なる神様のみこころはイエス様を信じる人をすべてよみがえらせることです。このみこころは、イエス様を信じたすべてのクリスチャンに実行されるのです。
聖霊なる神様もクリスチャンの復活に関わられます。(ローマ8:11)イエス様を信じた人の中には聖霊なる神様が住んでおられます。このお方(御霊)によって、本来なら死と滅びを経験するはずの者がよみがえらせられ、生かされるのです。肉体的にも霊的にも、神様と永遠に断絶状態となるはずの者が、聖霊なる神様によって再生されるのです。
II. 復活はイエス様を信じる者へのみわざ
イエス・キリスト様を信じた人は、よみがえっていのちを受けると約束されています。(ヨハネ5:28~29)人は皆死んで消えてなくなるのではなく、神様の前に呼び出されます。その時が、神様にさばかれる時ではなく、いのちを受ける時である人(クリスチャン)は幸いです。
使徒パウロも同じ真理を教えています。イエス様を信じた人(キリスト様にある者)はすべてよみがえらせられるのです。(Iコリント15:22)先ずイエス様が死からよみがえってくださったことにより、このお方に続いてクリスチャンも復活させられ生かされるのです。それは、イエス様が十字架で死なれたこと、そしてよみがえられたことに基づき、このことに信仰を置いたすべてのクリスチャンに実現するのです。(Iテサロニケ4:14)
まとめ:イエス様を信じる人は朽ちないものに必ずよみがえらせられる
聖書が教えるよみがえりは、単なる息の吹き返しではなく、決して再び朽ちることのない完全な者への驚くべき変化です。(Iコリント15:51~52)
イエス様を信じて亡くなった人のたましいは神様のもとへ移されます。やがてイエス様が空中まで来られる時、それまでに亡くなり葬られたクリスチャンのからだはよみがえらせられます。この時、新しくされた(栄化された)肉体とたましいが合流するのです。
人は皆、自ら罪を選択し、死の現実を背負うことになりました。しかし神様は驚くべき解決を与えられたのです。イエス様は、人の罪のために死なれ、よみがえられました。復活されたイエス様を信じる人の罪を、神様は赦し、永遠に生きる者へと変えてくださいます。これがイエス様によって与えられる約束です。イエス様にのみ、人間の抱える罪と死の問題の完全な解決があるのです。