年頭にあたり、私たちには新年に希望すること、願うことがあります。しかし、第一に考えるべきことは、神様が何を求めておられるかということです。神様は私たちがご自分に近づくこと、神様のもとに来ることを求めておられます。それは先ず、悔い改めることによって行われます。(ヤコブ4:8)罪のある人間は、聖なる神様に近づくことができないのですが、神様の愛の実践が私たちを悔い改めへと導いてそのことを可能としました。(ローマ2:4)慈愛に満ちた神様は罪のある(そして罪をそのまま放置したならば悲劇的な)私たちに対して建設的な取り扱いをして下さったのです。イエス様を信じた後(神様に対する悔い改めの第一歩を踏み出した後)も、私たちは神様の前に悔い改めれば悔い改めるほど、良い方向へと進んでいくことができるのです。そして神様に近づくことは礼拝によって行われます。(へブル10:22)罪の問題が解決されたクリスチャンは、神様との間に存在していた隔てを取り去っていただいたのですから、神様の御前に出て礼拝をささげることができるのです。
神様に近づくことは、主イエス様のもとに来ることでもあります。(マタイ11:28-29)私たちが疲れ、また重荷を負っているのはすべて私たちの側に責任があります。しかしイエス様はその原因となっている罪をすべて背負ってくださいました。結果的に私たちは疲れと重荷から解放され、安息をいただくことができました。そして継続的に安息を経験するために、優しい主は、共にくびきを負うように(主に委ね従うように)と招いておられるのです。
このように消極面においては、罪の問題を処理し、積極面においては、神様に近づくことを神様は求めておられます。
先のことがわからないこの年も、主にある平安を経験させていただきましょう。