2012年最後の日曜日を迎え、神様を賛美することについて詩篇103篇から考えました。この詩篇の執筆者であると思われるダビデは、自身のたましいに向かって神様をほめたたえることを命令しています。(1節)「たましい」は人間の霊として、或いは心としても理解される部分であり、知性・感情・意志の領域であるとも言えます。この部分が正常に機能することによって、健全な生活ができます。そしてたましいが神様の良いことをほめたたえるべきであるとダビデは記しています。神様の御性格があらわされている「聖なる御名」をほめたたえるように、そして「主の良くしてくださったこと」(2節)を忘れてはなりません。受けるに値しない者が与えられている良いもの(恵み)について神様をほめたたえましょう。私たちは神様によって罪をゆるしていただき、日々ゆるされています。(3節) 私たちは罪の結果の罰が免除されており、安心の中で生きることができます。この一年 霊的な癒しとともに肉体的癒し・健康が与えられたのであればそのことを覚えて神様をほめたたえましょう。神様の救いのご計画は私たちを肉体のほろびからだけではなく、神様との永遠の分離から贖うことを可能としました。(4節) 神様からの愛は「恵み」と「あわれみ」というかたちで表現され、それはことばと行動よって示されました。神様は「良いもの」(精神的なものも含めて)を満たしてくださるお方であり、心を新たにしてくださるお方です。今年神様がしてくださったこと、与えてくださった恵みを思い返し、神様をほめたたえつつ、新しい年を迎えさせていただきましょう。