2月17日 御子の人に関する全知

皆さんは自分自身のことをどれだけ知っているでしょうか。鏡を見なければ自分の顔がわからないように、私たちは自分が思う以上に自分自身のことを知らないのかもしれません。しかし聖書を読むならば、自分はどのようなものかがわかります。また聖書の神様は、自分のことを自分以上に知っておられることもわかります。あなたが良い意味において変えられる必要があるのであれば(言うまでもなくあるのですが)聖書によって自分を知り、神様から自分の問題点を指摘していただくことが必要です。今回は、御子イエス様が人の現実をご存知であられることについて学びたいと思います。(ヨハネの福音書2章23~25節)
13節から始まっている宮きよめの記事で、今回は約束されたメシヤであり御子であられるイエス様の(人についての)理解についてのご性質を見ます。

I. イエス様は 人の信仰をご存知である(23節)
エルサレムにおける過ぎ越しの祭において、イエス様はしるしを行われ多くの人々がイエス様を信じました。しかしその多くはイエス様が行われたことに対して表面的な感心をあらわしたのであって、しるしによって示された真実によって心を貫かれたというわけではなかったようです。奇跡を見て信じることは、全く信じないよりは良いかもしれませんが、そのような信仰はおぼつかないものです。深みのある信仰ではなく、熱しやすく冷めやすい信仰です。イエス様がお求めになっている信仰は、すべてを手放し個人的に自身を主に預ける(自身の主と認める)ものです。主のしるしを見るだけではなく、しるしに示された主ご自身(が誰であるか)を見ることによりそのレベルに達します。

II. イエス様は 人の不足をご存知である(24節前半)
イエス様は(上記のような類の信仰を持つ人々の存在もご存知の上で)ご自分を人々にお委ねになることはなさいませんでした。多くの人々にとって(の理解の中で)イエス様は癒し主ではあっても救い主ではないのです。イエス様は奇蹟に基づいてのみ信仰を持った者たちに自分をお任せになることはできません。イエス様が求めておられるのは、何か不思議なことに対する熱狂(或いは語られることへの知識的な同意)ではなく、真の回心であり、心から自身をイエス様に委ねることです。イエス様は真に信ずる者にご自分を示されるのであって、すべての人に示されるのでは必ずしもないのです。イエス様は人から独立しておられ、人の承認を必要とはされないのです。

III. イエス様は 人の内面をご存知である(24節後半~25節)
イエス様はすべての人の内側を知っておられます。(ヨハネ5:42; 6:61, 64; 13:11; 18:4; マタイ9:4; エレミヤ17:10; I列王8:39)それを誰かから学ぶ必要はありません。人の内面の邪悪さもご存知です。(マルコ7:20-23)人の性質の不思議さ複雑さもご存知です。それを踏まえて(次章で登場するニコデモに対してそうであったように)人の一つ一つの根本の問題にストレートに向き合われるのです。

まとめ:御子イエス様の あなたに関する全知は 脅威ですか、 祝福ですか
イエス様が人のすべてを知っておられることはある意味恐ろしいことです。過去、現在、未来、したこと、言ったこと、思ったこと、考えたこと、様々な癖や傾向、思考回路に至るまで、あなたのすべての側面をイエス様はご存知なのですから。でも一方で、イエス様のあなたに関する全知は、あなたの慰めとなり励ましとなります。人の世界においては、不当な取り扱いや理不尽な待遇を受けることがあります。誰にも知られない、知ってもらえない経験や思いがあります。しかし、イエス様が真実の目を持ってそれらすべてをご覧になり知っていてくださるのです。全知のイエス様が、不完全で弱く罪深いあなたをなお顧み愛し救って下さったことを不思議に思いませんか。そのようなあなたをなお導き教え用いようとされることを不思議に思いませんか。イエス様はあなたの信仰をどのようなものとしてご存知でしょうか。状況や気分に左右されることなく、不変のみことばの約束に根差しているものとしてでしょうか。

 

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