2月24日 主の死と向き合う時

説教箇所:マルコ15:42-47→ イエス様が十字架で死なれた後、一人の男性が動きます。ユダヤの「有力な議員」で「神の国を待ち望んでいた」アリマタヤ出身のヨセフでした。彼は勇気を出して総督ピラトにイエス様の遺体を引き取ることを申し出ました。ピラトの了解を得て、ヨセフは安息日になる前に急いでイエス様のからだの埋葬に取り掛かり、完了しました。イエス様の死を見届けたヨセフが起こした行動から、イエス様の死と本当の意味で向き合う時、人はどのように変えられるかを考えてみましょう。

 ①大事な決断をする。→ 十字架刑に処せられたイエス様の最期を近くで見ていたであろうヨセフは、まもなく誰もイエス様のからだを引き取る様子がないことに気付いたはずです。親族から引き取りの申し出がなければ、他の受刑者のからだとともに共同墓地に移されるか、野ざらしにされる可能性もありました。あまり時間もない中で、これまでイエス様の“隠れ信者”であったヨセフは行動を起こしました。総督ピラトの所に出向くことは身を危険にさらす可能性があること、そしてイエス様の十字架刑について賛成した他の議員たちとの立場の違いを明確にすることは彼の社会的評判を著しく傷つけることを覚悟したのです。彼は大事な時に大事な決断をしました。死んでいかれたイエス様を目の前にしてそうせざるを得なかったのです。イエス様の死はあなたに何を迫るでしょうか。イエス様を信ずることでしょうか。イエス様に従うことでしょうか。イエス様の死の意味(それは自分のためであったという)を本当に理解する時、人間的なおそれや躊躇からあなたも解放されるはずです。

 ②正しい価値観を持つ。→ ヨセフは大事な決断をしたことにより、物事の優先順位を明確にすることができました。自分の命のこと、自分の評判のことは一番大事ではなくなりました。イエス様を埋葬するために、亜麻布を買うこと、まだ使われたことのない墓を提供することは、この時点で出来る最高に価値のあることと彼は認識しました。マタイ6:33には神様のお考えを一番に考えるように命令されています。イエス様の死があなたにとって個人的に関係のあることであると知る時、世の中のこと(お金や立場や常識など)は一番大事なことではなくなるはずです。

 ③主に仕える者となる。→ ヨセフは社会的には有力者であり、裕福な人でした。彼は与えられた立場・経済的身分をイエス様のために提供し、最大限お仕えしました。イエス様の尊い犠牲に対する感謝は奉仕というかたちであらわされました。イエス様がご自分のいのちを投げ出すことによって、あなたにとって一番大事なもの(罪のゆるし・永遠の命・神様との正しい関係等)を提供してくださったと本当にわかるとき、このお方のために精一杯お仕えしたいと思うはずです。

 結論:イエス様の死と向き合う時、人はイエス様のために生きる者に変えられる。→ イエス様の十字架の意味を理解する時、人生における最も大事な決断を迫られるはずです。同時に何が人生において一番重要なことであるかが明確になるはずです。そして何のために毎日生活すべきかが見えてくるはずです。イエス様の十字架の死が自分のためであったことを信じ、イエス様に従いましょう。何かをする時は神様を一番に考えましょう。そして与えられているものによって神様のお手伝いをさせていただきましょう。かつて臆病であったヨセフを神様が変えてくださったように、イエス様の十字架と真剣に向き合う時、神様はあなたの生活、人生も神様が喜ばれるかたちへと変えてくださいます。

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