今回はイエス・キリスト様の御名と称号の中で、以下の三つを学びたいと思います。
祝福に満ちた唯一の主権者(幸福なる唯一の君主)(Iテモテ6:15):イエス様は良い支配者であられ正しい統治をなさいます。人は罪を持っているという点から、祝福とは無縁です。人は自ら不幸を作りだしたのです。そのような人は、死とさばき、永遠の不幸の定めにあります。真の幸せはイエス様によってのみあります。この方を通して神様の前に謙り正しい関係を築く時に、唯一の主権者であられるお方の幸いな統治の対象となることができるのです。
神に造られたものの根源である方(神の造り給うものの本源たる者)(黙示録3:14):イエス様はこの世界を造られたお方です。すべてのものはこのお方にあって存在し保たれています。このお方こそがすべてのものの源です。このお方によって罪ある人間のための救いの方法が用意されました。このお方によって造られ、生かされ、救われたクリスチャンは、なおこのお方によって信仰の歩みが保たれていくのです。
いのちのパン(ヨハネ6:35, 48):パンの塊を食べるためには、小さくする必要があります。イエス様は神であられるのに、ご自分を低くして人となられ、この世界に来られ、人にいのちを与えられました。人がイエス様を受け入れることができるように“小さくなられた”のです。このお方を受け入れるとは、このお方を信ずることです。イエス様を自分の救い主として信ずることにより聖霊なる神様が内に住んでくださいます。(キリストの内住)イエス様のいのちをいただいて人は生かされ(活かされ)るのです。イエス様は霊的な食べ物です。イエス様を受け入れることによっていのちが与えられるとともに、その後の歩みが継続的に活力に満ちたものとなるのです。