4月29日 自由 VS. 不従順

イエス・キリスト様を信じ救われて新たな歩みを始めたクリスチャンには、ある“波”が押し寄せてきます。その“波”の要因は、自身の罪の性質であったり、救われる前の生き方・考え方・習慣であったり、周囲の人々や世の中の流れであったりします。またそれらの背後には悪魔の働きがあります。そのためクリスチャンの歩みにおいて、御言葉の真理に従うことが妨げられるのです。今回は真理に従う邪魔をするものとはどのようなものか、何をするのかを確認したいと思います。(ガラテヤ5:7~12)
パウロは今回の箇所の冒頭で、ガラテヤのクリスチャンたちが最初は“よく走っていた”ことを称賛しています。彼らは信仰により福音を受け取り、信仰によりクリスチャン生活を始めたのです。彼らには真理に対する従順という、クリスチャンとしての真の生き方があったのです。しかし、そこに律法的なユダヤ主義者たちが立ちはだかりました。彼らはクリスチャンでない人たちに対しては、信仰による(恵みの福音に対する)応答を妨げ、クリスチャンに対しては信仰による歩みを妨げたのです。パウロは8節以降で真の信仰の邪魔をする者について説明していきます。

I. 誤った勧めをする者(8節)→真理に従うことを妨げる者の「勧め」とは、直接的には行いによる救いの勧めです。これはまことの神様からのものではありません。“神様の恵みのみわざが救いには充分ではない”とするいかなる教えも間違いなのです。

II. 広範囲に悪影響を与える者(9節)→真理から逸脱した教えは、最初どんなに小さいものであっても、イースト菌がパンを大きく膨らませるように、どんどん大きくなっていく傾向にあります。聖書の中でパン種は、しばしば罪を説明し、神様の教えから外れた教えをあらわしています。(マタイ16:6,12)一つの小さな過ちが真実を曲げ教会を破壊する可能性があるのです。

III. 悩ます者(10節)

IV. さばきにあう者(10節)→信仰者を揺さぶり邪魔をしてくる者たち(偽教師たち)は神様からの厳格なお取り扱いを受けなければなりません。(IIペテロ2:2-3,9)

V. 迫害する者(11節)→ユダヤ主義者たち(律法主義者たち)は、パウロが自分たちの教えに同意しているとウソの主張をしていたようです。もしそれが本当ならば、パウロは、彼らから支持を受けないで迫害されるのはどういうわけかと言っているのです。

VI. 十字架に躓く者(11節)→イエス様の十字架のみわざは、人の罪による完全な破滅を宣言するのです。人には自分を救うことができるものは何一つないこと、そして神様の恵みがどうしても必要であることを宣言するのです。生まれながらの人はそれを理解できず反って憎むのです。(Iコリント2:14)自分に罪の問題の解決を与える十字架に躓いてしまうのです。パウロは、もし人が自分の救いのために働く(何かを行う)ことができるならば、十字架の躓きは取り去られたであろうと言っているのです。

VII. 混乱をきたす者(12節)→原語では、10節の「かき乱す」とは違うことばを使っていますが、信仰者の心を乱す(乱そうとする)企みを(同じように)説明しています。

VIII. しめだされるべき者(12節)→パウロは、自分に、そして福音の真理に反対するものたち(救いにおいて律法に固執する者たち)が、割礼にとどまらず「切り取ってしまうほうがよい」と言っています。真理を拒絶する者には、主の集まりにおける居場所は存在しないのです。これは、恵みの福音と神様の真実を愛するがゆえのパウロの宣言です。

まとめ:真理に従うことを妨げるものから自身を守る方法は、真理に従い続けることである →クリスチャンとなった後は、順調に自動的に成長を続ける信仰生活があると思ってはなりません。むしろ様々な逆風にさらされ信仰の試練(純粋な信仰生活の難しさ)があることを想定しておくべきです。(恵みによって救われたのに、自身の行いによって(依存して)信仰生活をしていこうとする傾向も逆風の要因となります。)しかしそのような中にあっても神様の恵みと助けは豊かです。真理に従う選択を常にさせていただきましょう。それゆえ常にみことばが大事なのです。常にみことばを信じ従うことが大事なのです。

 

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