「あなたの父と母を敬え。」出エジプト20:12
今日は母の日の聖日となりました。誰もが『母』という存在を通して、この地上に生まれて来ました。主を知らない多くの方々も、母への感謝を表す日としておられるのを見る時、私達は主を知り、主の命令を知る者達として、母への感謝と愛を表すのは、必然ではないでしょうか?
私達は胎内にいる時から、また生まれた後からも、たくさん母の言葉を聞いて育ってきたと思います。そして、その言葉と教えは私たち一人ひとりの人生にとって、助け、導き、支えとなってきたと思うのです。
しかし、人間の母の言葉は、都合によって変わることもあるし、絶対に誤りがない真実なものとは言えないものです。私自身も、子供達に接する時に自分の言葉や思いは変わりやすく、約束を変えてしまった事も多々あることを反省する者です。
今日のメッセージでは、特に『聖書の言葉は、聖、永遠、真実であること』を学びました。神様の御言葉は、人間の言葉と違い、都合によって変更したり、時代によって変わる事が決してなく、真実であるので、私達はそれを受け取り、信じる事が可能だとも学びました。
最後に個人的な事ですが、3年前の今日は、主人の母が天に召された日です。主を愛し、主の御言葉を愛し、子供達を育て上げた義母。その子供達、そして孫達は、主を愛し、御言葉を愛して主と共に歩んでいます。ハレルヤ!
主を愛する母達は主の御言葉を持って、子供達を助け、導き、支える事ができます。自分の言葉以上に、主の御言葉に心からの信頼をおけるからです。私もそんな母となる事ができるように…と祈り願います。
「世にも 尊く聖き文あり 古く汚れてはあれど こは亡き母の愛したまいし神の言葉聖書なり みふみ みふみ 我が母の読みし みふみ、ひもどく毎に我想いいず主の僕なりし母を」(聖歌353)