6月29日 主の復活による啓示③

主イエス・キリスト様が復活されたことにより、イエス様が神の御子であられること、そしてキリストであられることをすでに学びました。今回はイエス様の復活が、イエス様の救い主であられることを示していることについて学びます。

罪人にとって罪がゆるされることは重要なことです。(使徒の働き10:39-43) それはわざわいが取り除かれることであり、罰を受けないということであり、神様との正常な関係に入るということであり、神様の前に義と認められるということです。救いの消極面である罪のゆるしは積極面である神様からの祝福・恵みに先立つものです。

イエス様のお名前には“救い”という意味があります。それはすべてにおいて助けることが可能であり、求めに応ずることができることを意味しています。イエス様は神様の約束にしたがって与えられた救い主です。(使徒の働き13:23) 救いは危険な状態から安全な状態に移されることを意味しますが、サマリヤ人たちはイエス様がこの世界に対してそのような実行力のある方であると認識しました。(ヨハネ4:42)

イエス様はご自分を呼び求めるすべての人をお救いになります。(ローマ10:13) それは人の精神的・道徳的な部分をも含んでいます。イエス様を呼び求め、お任せすることによって平安が与えられます。神様はご自分の最適とお考えになる時に、最適なことを行ってくださいます。このようなお方に私たちはお願いができるのです。

救い主イエス様はとりなしをしてくださる大祭司です。(へブル7:25) 永遠の問題を解決するという意味における救いは一度でなされることですが、生活における救いは継続的なとりなしにより実現しているのです。ですからクリスチャンは救われた者でありながら、なお救われつつある経験を最高の保護者のもとでしているのです。

イエス様はご自分を信じる者たち(イエス様に連なっている者たち)の集団である教会の救い主でもあられます。(エペソ5:23) イエス様は完全なかしらとして教会を導いておられるのです。イエス様によって救っていただいた者たちは、罪をすてて、神様に連なる者となり、礼拝をし、奉仕をし、ささげる歩みをしています。そして間もなく到来する神様からの怒りから自分たちは救われることを確信し、その時を待つことができるのです。(Iテサロニケ1:9-10)救い主イエス様がおいでになることは素晴らしい希望です。(テトス2:13) 天に国籍を持つクリスチャンは救い主を待ち望んでいます。そして卑しいからだが栄光のからだに変えられることを待ち望んでいるのです。(ピリピ3:20-21)

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