7月23日 神を知る者⇔知らない者

パウロを含め276人全員が無事に陸にたどり着きました。そこはマルタと呼ばれる島でした。彼らは島の人々の親切と、もてなしに迎えられました。雨降りの中、寒さをしのぐために火を囲みました。するとパウロが火にくべた柴からまむしが出てきて彼の手に付きました。それを見た島の人々は、パウロを人殺しと断定し、「正義の女神」からの罰であると決め付けました。火の中にまむしを振り落としたパウロを人々は見ていました。まもなく彼の容態に異変が起こるであろうと。しかし彼の様子が変わる気配がないため、人々は一転、「この人は神さまだ」と言い出しました。その後 パウロたちは島の首長ポプリオの歓待を三日間にわたって受けました。その時首長の父親が病の床についていましたが、訪問したパウロの祈りにより癒されました。この後 他の病を患っている島民たちもパウロのところにやってきて癒されました。島の人々の尊敬を受けたパウロたちは出帆の際にも手厚いもてなしで見送られました。今回の箇所からまことの神様を知る者とそうでない者の相違について考えてみたいと思います。

I. 神を知らない者 →マルタの人々は、一命をとりとめたパウロたち全員に対して非常に親切にしてくれました。神様を知らない人“でも”親切な人、良い人がいます。とても道徳的な人もいます。人は皆 罪のある人間ですが、神様が最初に人をお造りになった時 人間の中に組み込んでくださった良い部分(神様のご性質)はなお残っているということです。イエス様を信じて、新しく生まれさせていただいたクリスチャンはどうでしょうか。どれだけ神様の愛を生活の中で映し出しているでしょうか。
マルタの人々は親切な人々ではありましたが、人の教えに支配されている人々でもありました。パウロの手にまむしが付いたのを見て「人殺しだ」と言い、パウロが何の害も受けなかったのを見て今度は「神さまだ」と言いました。それは確かな真実を土台として生きていない人々の姿です。迷信・習慣・言い伝えに束縛されている人々の姿です。クリスチャンは聖書のみことばにより真実を教えられています。では私たちの考え方に、みことばとその教えがどれだけ反映されているでしょうか。
マルタの人々は神様を知らない人々ではありましたが、神様は彼らを皆ご存知であり、彼らをご自分のご計画のためにお用いになりました。パウロがローマに行くという計画のプロセスにおいてマルタの人々は神様によって使われたのです。神様は状況に加えて、(クリスチャンであるかないかに関係なく)人をご支配されます。私たちの周りに存在する人々も神様の御手の中にあり、神様の深いご計画の中で配置されていることを覚えようではありませんか。

II. 神を知る者 →まむしが手に取り付いたパウロは神様の護りを経験しました。それは彼が必ずローマへ行って皇帝の前に立つという彼に対する個人的な神様の約束に基づくものです。(クリスチャンだからまむしにかまれないという意味ではありません)まことの神様を知る者(イエス様を信じて神様との正しい関係に入った者)は神様との永遠の契約を結んでいます。ですから生きるにしても死ぬにしても神様の護りの現実は永遠に変わることがないのです。
パウロは囚人としてのローマへの旅、しかもさまざまな困難を経験する旅の中にあっても、神様のための働きから脱線することはありませんでした。神様の御力をあらわし、神様を証ししたのです。首長の父親を癒す奇蹟においてまことの神様に対する祈りがささげられました。その後の島の人々の癒しも含めて、まことの神様の素晴らしさがあらわされたのです。神様を知る者はすべてのことが、神様とつながっていることを説明し伝えることができます。
神様はマルタの人々を通して、パウロたちの必要を満たしてくださいました。神様はあらゆる方法を用いて(時には神様を知らない、認めない人々を用いて)祝福を与えてくださいます。神様を知る者は、すべてのものが神様から与えられていることを覚え感謝することができます。

まとめ:まことの神様を知る幸いを歩みによってあらわしましょう →“クリスチャンだから、幸せなフリをしましょう”というのではありません。みことばを学び、みことばの真実で心が満たされているならば、それが外側にあらわされるのは必然です。それは神様を知る豊かさを経験している人が、それを隠そうにもこぼれ落ちてしまう溢れる喜びで満たされている状態です。あなたの姿はどのように映っているでしょうか。

 

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