8月9日 キリスト様における摂理

天のまことの神様は全宇宙において絶対的な権威(主権)をもっておられるお方です。この世界で起こるすべての事柄はこのお方の認知・支配・管理・操作のもとにあります。神様はすべてのことにご計画とご意志とをもっておられ、お定めになったことを遂行していかれます。この現実を私たちは神の摂理ととらえます。人間の歴史上起こる出来事において、神様の目には何一つ偶然はありません。聖書の中で確認することができる事柄一つひとつもしかりです。今回のパウロの説教からも、イエス様受肉までに至る一つひとつの出来事が神様の完全な主権・摂理のもとにあったと見ることができます。(使徒の働き13:13-25)
前回の箇所からパウロ達は第一次宣教旅行に入りました。今回はキプロス島のパポスから、ペルガ、そしてピシデヤのアンテオケへと移動していきます。何らかの理由でヨハネ・マルコはエルサレムに帰ることになりますが、パウロはピシデヤのアンテオケの会堂で語る機会が与えられます。

I. 神の摂理は選びの民イスラエルを通して(16~20節前半) →パウロはユダヤ人と異邦人が混在したグループに対して語りましたが、彼が重要なこととして伝えたメッセージはイスラエルの歴史的回顧録から始まりました。パウロが、“イエス様がメシヤであられ、信ずるすべての人の救い主であること”をテーマとして掲げる上で、まず神様がどのようにイスラエルの民を取り扱われたかに言及しました。
神様はイスラエルをご自分の民としてお選びになり、エジプトにおける奴隷状態から力強い御腕によって解放し、荒野において頑固な彼らを忍耐をもって導かれ、敵を滅ぼし、約束された土地を相続させてくださいました。幾多の困難を通ることになったイスラエルの民が存続したのは神の摂理によることです。

II. 神の摂理は備えられたリーダーを通して(20節後半~22節) →モーセ以後、最初の大預言者であり、最後のさばき人(士師)となったサムエルを神様はお使いになりました。彼はイスラエルの王制への道筋をつけた人物であり、最初の2人の王に油を注いだ人物です。イスラエルの最初の王となったサウロは神様によって退けられ、ダビデ王が立てられました。ダビデ王は神様によって選ばれ、神様の御心にかなうリーダーとして、神様に使われました。神様に従うリーダーを得たイスラエルが祝福されたのは神の摂理によるのです。

III. 神の摂理は御子イエス様を通して(23~25節) →神様はダビデの子孫としてイエス様を誕生させてくださいました。それはすでになされていた神様の約束に基づくことです。そしてイエス様による全面的な義の支配・勝利・御国の確立を私たちは待ち望んでいるのです。イエス様の先備え(先駆け)として登場したバプテスマのヨハネはイエス様によってなされる回心のみわざに先立って悔い改めのバプテスマを説きました。約束の救い主が人類に、そして私たち一人ひとりに与えられていること、それは神の摂理によるのです。

まとめ:神の摂理は私たちの想像をはるかに超えたところで現在進行中 →神様の摂理によるお取り扱いは選びの民、備えられたリーダー、そして御子イエス様に対して行われ、各人を通して示されてきました。神様の摂理は私たち一人ひとりの選び・救いにおいて存在し、日々の信仰の歩みにおいても進行中です。明日を知らない私たち、対応能力に限界のある私たちが唯一できること、それは神様に委ねる信仰をもつこと、そしてバプテスマのヨハネのようにへりくだって、イエス様にお仕えし、栄光を主に帰すことです。

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