8月4日 主がともに居られる教会

神様はご自分がお造りになった人々と共に居られることを望まれるお方です。それはやがて到来する千年王国の予表(ゼパニヤ3:17)、そしてイスラエルの回復の預言(ゼカリヤ8:3)の中でもあらわされています。この原則は新約の時代を生きる私たちにも適用される真実です。(マタイ18:20; ヨハネ15:) これは神様の永遠のご計画です。(黙示録21:3-4) 旧約時代における幕屋は主(神)ご自身を予表し、現代のクリスチャン一人ひとり(そしてその集合である教会)を予表します。

パウロはこの世界の人々を3つに区分しています。(Iコリント10:32) ①「ユダヤ人」:神様はこの民族を特別に選ばれましたが、不従順ゆえ不幸な歴史をたどることとなりました。やがてイエス様が地上再臨される時にユダヤ人は悔い改め、回復されます。②「ギリシャ人」:ユダヤ人以外は異邦人です。そしてギリシャ人はその代表としてここでリストされています。③「神の教会」:ユダヤ人、ギリシャ人(異邦人)を含めた中から呼び出された(召しだされた)者達の集合です。

父なる神様は御子イエス・キリスト様をよみがえらせてくださり、天地で最高権力を持つお方として、また教会のかしらとしてお立てになりました。(エペソ1:20-22) 異邦人がユダヤ人とともに(教会に加えられるという)祝福を受けることは、ユダヤ人にとって考えられないことでした。異邦人は無政府状態の中にあり、イエス様(神様)と分離され、決して近づくことがゆるされない状況にあったのです。しかし、イエス様が流してくださったあがないの尊い血によって近づくことが可能となりました。教会は「新しいひとりの人」として生まれた生きた建物であり、神の家です。このような素晴らしい神様のご計画の中に組み込まれているクリスチャンは教会の一部分としてその役割をわきまえて歩むべきなのです。

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