9月14日 Keep Going!

信仰の歩みは競争(レース)のようです。私たちにはゴールがあります。そしてゴールに向って励まなければなりません。 イエス・キリスト様に似た者となるというゴールです。(ローマ8:29) そのことを継続して行っていく必要があるのです。私たちはイエス様の栄光を得るために召されたのです。(IIテサロニケ2:14) 私たちはやがてイエス様のようになると約束されています。(Iヨハネ3:2)

ピリピ書3:12-16が今回のメイン・テキストですが、先ず「あなたはこの競争においてどこに身を置いておられるのか」と問いかけたいのです。あなたは脇に立って、他の人が走っているのを傍観しているでしょうか。あなたは転んでしまったでしょうか。あなたは歩いていますか。それともあなたはこの競争で走っていますか。

①励みなさい:その理由(12-13節)→ この競争において、私たちは前へ前へと進むよう励まなければならないのです。(12節)パウロが述べているように (a.)あなたには獲得していないものがあるのです。パウロはまだ死からの復活を経験していません。またイエス様のように完全であるとも言っていません。あなたも同じようです。あなたは完全ではなく、すべてを掴み取ったということでもありません。得てもおらず、達成もしておらず、到達もしていないと言わなければなりません。イエス様に似た者となるように、勤勉に忠実に励む必要があるのです。みことばを読み、学び、適用することに励まなければなりません。同時に(b.)あなたには得ることができるもの(できる可能性)があるのです。所有することができるものがあります。イエス様はあなたをご自分のものとなさいましたが、(c.)あなたにはするべきことがあるのです。それはすでに起こった事柄、後ろのものを忘れることです。それらを思いの中からなくしてしまう必要があるということです。競争をする者が焦点を合わせているものは何でしょうか。それはゴールですね。後ろを振り返ってスタート地点を見たり、後ろや周りの人々を見てはいません。あなたも信仰のレースにおいて同じことをしなければなりません。教会の奉仕においても、過去に「あれをした、これをした」と語るかもしれません。それらは悪いことではありませんが、問題は今何をしているかということです。過去から学ぶこともあるわけですが、それらを忘れる必要もあるのです。レースにおいて時には、ハードルが存在し、ぶつかって転んでしまうこともあるでしょう。競争者(アスリート)はそのような場面で、もう一度起き上がって走っていきます。(自分がぶつかったハードルに向って怒鳴ったり文句を言ったりはしないでしょう) あなたの信仰生活における罪というハードル(障害物)があるならば、それらをイエス様に対して悔い改めなければなりません。犯した罪のことを考えることに耽り、悲しみ続けていてはいけないのです。あなたは起き上がって前にあるものに向って進む、行動することが求められているのです。神様があなたの前においておられるものを掴み取り活用することです。

②励みなさい:その目的(14節)→ (a.)あなたには目標があります。それは(b.)あなたへの褒美です。そしてその褒美は(c.)イエス様にある神様からの召しです。目標、ゴールは何でしょうか。それはイエス様に似た者となるということです。褒美とは何でしょうか。それは天においてイエス様に似た者となるということです。(20-21節)やがて、あなたには新しいからだが与えられます。それは神様からの高い召しです。それは神様の御前に招き入れられる時に手にするものです。そこに向ってあなたは進むのです。あなたは神様(イエス様)にならうものとなり、すべての面においてきよくあることが求められており、そこに向って労するようにと言われています。(エペソ5:1; ヘブル12:2; Iペテロ1:14-16)

③成熟さと共に(15節)→ 信仰のレースを進めていく上で、成熟さが求められています。人生におけるさまざまな選択をどのようにしていくのでしょうか。それは「イエス様ならどのようにされるだろうか」という問いかけを土台とするのです。あなたの歩みにおいてこれは大切なことです。あなたの思い、願いがイエス様のものと合致している必要があります。イエス様のお考えは聖書のみことばに親しむことによって知ることができます。みことばを読み、学び、暗唱することなどを通してですが、実際の歩みに適用し実践していくことを決して忘れてはいけません。

④基準を踏まえて(16節)→ (a.)あなたはあるところまで到達しています。それを踏まえて(b.)歩みましょう。そして(c.)それを同じ思いをもってしようではありませんか。あなたは今まで何度もみことばを読み学び、メッセージを聴いてきていると思います。しかし、実行しているでしょうか。みことばの実行によりさらなる成長へと進んでいかなければなりません。

あなたはこのレースにおいてどこに身を置いておられるでしょうか。イエス様に似た者となるように励むということにおいて、あなたはどこにおられますか。あなたはレースに参加することさえしておられない方かもしれません。人生の目的がわからず過ごしているかもしれません。まだイエス様を救い主として信じておられないかもしれません。明日のことはわかりません。そういう意味において今日があなたにとって救いの日なのです。(ローマ10:9; Iテサロニケ1:9)あなたは個人的に、イエス様を主と信じ、神様がこのお方を死からよみがえらせてくださったことを信じる必要があります。罪を悔い改め、神様のほうへ向きを変え、神様にお仕えする者とならなければなりません。この選択をしてください。あなたはこのレースに参加しておられる方かもしれません。しかしレースの中で躓いてしまっているかもしれません。処理しなければならない罪があるかもしれません。それを処理し、前へ進もうではありませんか。神様の前に罪を認め悔い改めて前進しましょう。あなたはこのレースにおいて単に歩いておられる方かもしれません。真剣さを持とうではありませんか。イエス様に似た者となるようにと励んでください。あなたはこのレースにおいて走っておられる方かもしれません。あなたは今まであらゆるかたちでみことばを聴き学んできたはずです。そのみことば(基準)を土台として走っておられるでしょうか。あなたは現時点において何をし、どのような信仰生活をしておられますか。私たちは皆 完璧ではありません。継続的成長が必要です。それは簡単なことではありませんが、日々イエス様のようになることに励もうではありませんか。

関連記事

  1. 救いは永遠③:神の御ちからゆえ

  2. 驚きのクリスマス

  3. 聖書の神は救いを用意された⑤:イエス様の死の意義②

  4. 12月22日 ご降誕の奇跡②

  5. 4月26日 聖霊の働きに委ねる者

  6. 1月8日 主の晩餐の意義

  1. 2024.12.05

    2024 クリスマス集会のご案内

  2. 2024.12.01

    牧師の独り言 Vol.29

  3. 2024.12.01

    霊的成長のために(II ペテロ 1:3~4)

  4. 2024.11.25

    恵みの回顧

  5. 2024.11.24

    信仰者は知れ(II ペテロ 1:1~2)

For those who speak English: Although we do not have an English service, we will do our best to assist you when you come to our service. Please contact us.