9月11日 教会NEWS

☆今日の出来事☆
以前と比べて暑さは和らいだものの、まだまだクーラーが必要な気候となった主日でした。先週は台風が北海道に直撃し大きな被害がありましたが、東海地方は護られ、今日も無事に教会に出席することができ、感謝です。
Hさんのご両親が初めて教会に出席されました。Hさんのご家族にも信仰が広がり、共に神様をみあげることができますように。
またタイに出張しているM兄は先週一時帰国し、教会に出席しました。
午後には混声メンバーによって「せいなるかな」の賛美の練習が行われました。歌詞をアレンジし、アカペラで賛美する予定です。

☆R姉妹の証し☆
私の左足に人工股関節が入って10年が経過しました。今月末で11年目に入ります。元々先天性の脱臼で幼い頃に一度、手術をしております。しかし20代の頃から痛みが出て、いつも用心しながらの生活が長らく続きました。そんな中で、ある先輩の姉妹と出会い、ご自分の経験を通して私に人工関節の手術を勧めてくださいました。手術前の数年間、私は松葉杖が頼りで何処へ行くにも何をするにも不自由でした。医者からも長引かせると手術自体が難しくなると聞いておりましたので、姉妹が背中を押してくださった事をきっかけに、55歳から人工関節のお世話になり、現在に至っております。
痛みから解放され、生活の質もはるかに向上しました。それに身体障害者4級の手帳を頂き、医療費やその他の公的機関の補助を受ける事もでき、神様の様々な恵みのお取り扱いの中に生かされ、感謝するばかりです。ただこの人工関節その物が磨り減るように造られていますから、おそらく25年くらいが寿命かな?と思われます。もし長生きをすれば、もう一回手術をする可能性もあります。私に特別何かが出来る訳ではありませんが、体力に応じた奉仕をさせて頂くつもりです。
ところで、今日話題としたい聖書中の人物がいます。それは、ヤコブです。創世記32章を読みますと、神の使いと格闘して結果的にもものつがいがはずれた記事があります。同じ股関節の痛みを経験した者として個人的に親しみを覚えます。しかし内容的にはとても大事な場面で、『押しのける者ヤコブ』から『神の皇太子イスラエル』と名前を変えていただき、彼にとっては人生の転機の部分とも言えます。
ヤコブは肉の強さによって押しのける人であり、計画の中で生きてきた人でもあります。兄エサウから家督の権だけでなく、兄が父から受けるはずの祝福までも偽装して奪い取り、また伯父ラバンの所では、自分の為の家畜を巧みな方法で増やしてゆきました。しかし神様は、生まれ出る前からヤコブに目を留めておられ、25章で「兄は弟につかえる」と、はっきり言っておられます。又、28章でも「我汝とともにありて、凡て汝が往く所にて汝をまもり汝をこの地にひき返るべし・・・」と語っておられます。
20年の後、兄エサウとの再会を前に、人間的な恐れから先ず兄への贈り物を準備し、家族や家畜を二つのグループに分け、愛する者達を後のグループに置き、何かあったら逃げられるように、やはり安全対策をとっている事です。私達も同じ事をしないでしょうか? 神様に頼っていながら、不安と用心深さ、そして臆病で打算的、こんなヤコブに神様は近づいて来て、力くらべをされた。どこまでも肉の強さで頑張るヤコブのもものつがいをはずされて、初めて自分の弱さを認めるに至りました。「汝われを祝せずばさらしめず」と言う切なる願いに神様はすぐに応答され、祝福をもって導かれました。痛めた足を引きずりながら、一番後から最前列に進み出て、兄エサウを迎える事が出来た事は、肉においては弱くなり霊においては強くされた神様のしてくださった素晴らしい証であると私は思いました。
現在、私は実際的に身体障害者です。生活面では守られ、ほとんど支障はありませんが、私の古い性質の中にもヤコブの様に押しのける者、肉の力で頑張る者の要素が確かにあります。主イエス様の前にあって霊的障害者にならない様、十字架の下にいつもおらせて頂きたいです。

☆本日のランチ☆

 

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