9月22日 主に栄光を帰す教会

主イエス・キリスト様によって救っていただいたクリスチャンの最大の存在目的(人生の目的)は、救い主イエス様が喜ばれることです。そしてクリスチャンが集まっている教会の目的も同じです。今回は約2000年前の最初のキリスト教会の記事から、イエス様に喜ばれる教会とはどのような教会であるのかを学んでみましょう。(使徒の働き2:41-47)

①伝道する教会 (41節) →イエス様に喜ばれる教会は神様のことば(福音)を人々に発信し続けます。
②バプテスマを授ける教会 (41節) →イエス様に喜ばれる教会は福音を信じた(イエス様を信じた)クリスチャンにバプテスマを授けます。教会(そして本人)は一人の人が罪を悔い改め、罪をゆるしていただき、救われたことをバプテスマによって宣言します。バプテスマは成長した結果としてクリスチャンが受けるものではなく、望みのなかった罪人がイエス様によって救われ、これからイエス様に従っていく決意表明をする、生まれたばかりのクリスチャンが受けるものです。
③教える教会 (42節) →イエス様に喜ばれる教会は一人の人がイエス様を信じて救われたことを喜ぶだけでなく、その人が神様に喜ばれる生活を継続していくことが出きるよう、みことばを教え続けていきます。クリスチャンはみことばを吸収することによって幼い状態から成長へと導かれていくのです。
④交わる教会 (42節) →イエス様に喜ばれる教会は同じイエス様を信じたクリスチャンが、お互いに神様に喜ばれる人となるように関わりをもち、刺激しあいます。
⑤パンを裂く教会 (42節) →イエス様に喜ばれる教会は定期的に聖餐式を行ない、十字架にかかられたイエス様の死を覚え、示し、感謝と賛美をささげます。
⑥祈る教会 (42節) →イエス様に喜ばれる教会は祈りによって共に神様をほめたたえ、共にお互いのとりなしをして重荷を負いあいます。共に祈ることは交わることと同時進行するものです。
⑦分かち合う教会 (44-45節) →イエス様に喜ばれる教会は、すべての物は神様から与えられているという認識の中で、他のクリスチャンの不足を補い満たし合います。
⑧集まる教会 (46節) →イエス様に喜ばれる教会はイエス様に目を向けて、心を一つにし、(出来る限り)共に集まることを喜びとします。集まるクリスチャンは主にあって、互いに譲り、配慮し、控え、合わせることを心がけます。
⑨賛美する教会 (47節) →イエス様に喜ばれる教会は歌によって、またみことばを黙想し、聞くことの結果として常に神様を賛美します。神様(イエス様)のことを喜び、神様のことを語り合うことを喜びとします。
⑩証しとなる教会 (43、47節) →イエス様に喜ばれる教会は教会外の人々に対して良い影響を与え、この世にはない「香り」をはなっていきます。教会はその存在によって、この世で見つけることの出来ない救い、そして救い主イエス様を指し示すのです。

まとめ:聖書的に機能する(活動する)教会はイエス様に喜ばれる教会である。 →何のために、そして何をするために教会に集まっているかをもう一度よく考えてみましょう。何を目指して教会に集まっているか(教会として集まっているか)を再確認してみましょう。教会で行われる一つひとつのことには霊的な目的(理由)があります。究極的な目的は私たちの唯一の神であられ、救い主であられるイエス様がほめられることです。そのことから逸脱して単なる人間の集団にならず、神様に喜んでいただける群れであらせていただきましょう。

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