4月20日 豊かな人生の条件

豊かな人生の条件:それはお金やノが充分にあることでしょうか?

 誰でもより裕福であることを望みます。お金があることによって、欲しい物が手に入り、したいと思うことがある程度実現するのは確かなことです。そのためにあなたも今 努力されているかもしれません。良い学校に入学し、良い会社に就職し、順調に昇進し、高収入を得て「幸せ」を手に入れようと。逆にあなたはそのような希望をもつことができず、「勝ち組」の人を見て、「自分もそうであったらいいな」とうらやましく思っておられるかもしれません。学んだ学校も、就いた仕事も、手にしている収入も、持ち物も立場も自分の望むようなものではないことに「不幸だ」と失望しておられるかもしれません。豊かな人生とは自分が希望するお金やモノや立場を手に入れることによって実現するということになるでしょうか。この世の中で生きている間のことがすべてであるならば、それで正しいのかもしれません。

豊かな人生の条件:それは「人それぞれが決めること」でしょうか?

あなたは「特に贅沢をしたいとは思わない、人並みの暮らしができればそれで幸せだ」とおっしゃるかもしれませんね。確かに世の中の人が皆、大きい家に住み、高価な車に乗りたいと思っているわけではないでしょう。生活に困らず、好きなことがある程度でき、家庭が円満で、健康であるなら「満足」と思って生活しておられる方もいらっしゃるでしょう。やりがいのある仕事をして、人のため、社会のために何らかの貢献ができることに「幸せ」を見つける方もいらっしゃるでしょう。「幸せというのは人それぞれでいい…他人がとやかく言うことではない」と考える方もいらっしゃるでしょう。幸せは自分の価値観で決めることであり、他人に迷惑をかけない範囲で自分の好きな、そして自分の信じる生き方をする、それが豊かな人生ということになるでしょうか。人間一人ひとりに究極的な決定権があり、人間の上に立つ絶対的な存在がないのであれば、それで正しいのかもしれません。

豊かな人生の条件:聖書は何と言っているでしょうか?

聖書には、人間は「一度死ぬことと死後に…」とあり、人間が死んだらそれで終わりではないことを明確にしています。あなたの体はいつか朽ち果てますが、魂はいつまでも存在します。それが本当であるならば「人生の豊かさ」は、永遠(終わることのない時間)を視野に入れて考えるべきではないでしょうか。また聖書の最初には、天地を創造され、人間を造られた神様の存在について書かれています。人間は「神の中に生き、動き、また存在している」とも書かれています。あなたを(ある目的のために)造られた神様(絶対的な存在)が本当におられるのであれば、「人生の豊かさ」は、このお方のお考えに耳を傾けることから始めるべきではないでしょうか。

聖書は、神様の目にはすべての人が罪人であり、死ぬことと、その後に永遠に罰を受け続けなければならないことを記しています。つまりそのままでは誰も神様の前に永遠の幸せを手に入れることはできないということです。しかし、神様は一つだけ解決の方法を与えてくださいました。ご自分のひとり子であられるイエス様をこの世界に送り、このお方を(あなたを含めた)罪人の代わりに十字架で死なせてくださいました。自分が神様の前には罪人であることを認め、イエス様を自分の救い主として信ずる人は、罪がゆるされ、永遠の刑罰を免除され、死後の永遠の幸せの約束をいただくことができます。聖書は「永遠のいのちとは…唯一のまことの神…とイエス・キリストとを知ることです」と言っています。
本当の神様を知ること、このお方が用意してくださった救いの方法を受け入れること、このお方のために生きること、これが「豊かな人生」の条件であり、真の幸福の条件であると聖書は言います。

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