2月2日 主の栄光-愛

主イエス・キリスト様の栄光は愛によっても表されています。(ヨハネ13:1) キリスト様の愛は(エペソ3:19)、神が人となられた御子としての愛であり、私たち罪人(つみびと)のためにあがないをされた方としての愛です。罪人は神様との関係を正常化してはじめて神様と共に住むことが可能となります。そのためには罪のゆるしと、神様のご性質である(聖霊なる神様が内に住んでくださることと助けによって働かせることができる)新しいいのちをいただく必要があります。キリスト様の愛はそれを実現したのです。

父なる神様との完全な愛の関係の中におられるイエス様(ヨハネ14:31)は、弟子たちを愛してくださいました。(ヨハネ15:9) そして教会を愛し、教会に連なる一人ひとりを愛しておられます。(エペソ5:25) その愛に慣れてしまうということがあってはならないのです。

神様は全世界の人々を愛しておられますが、イエス様はご自分を愛し従う人に特別の愛を表してくださることも事実です。(ヨハネ14:21) イエス様を愛する人は、救いの究極の目的であるイエス様と共に住むことを経験するのです。(ヨハネ14:23) イエス様の愛の模範を学ぶ時、私たちはどのように愛され、どのようにイエス様を愛しているかを点検する必要があるのです。

イエス様の愛は罪人のために命をすてることによって表されました。(ヨハネ15:13; Iヨハネ3:16) それは私たちの罪がゆるされ、永遠の幸いをいただくためです。イエス様は十字架に架けられる前に、弟子たちの足を洗う(通常しもべがすることを行う)ことによって謙遜を示されました。そこには弟子たちが良い状態にあることを望まれるイエス様の愛があらわされており、同時に弟子たちへの実物教授でもありました。(ヨハネ13:3-5,14-15) 私たちはイエス様の愛にならって身近な(特に)クリスチャンと愛を分かち合う存在となる必要があるのです。イエス様の愛は圧倒されるような愛でもあります。(IIコリント5:14) しかし、本当にそのような感じ方を私たちはしているでしょうか。イエス様の愛のみことばは心に響いているでしょうか。イエス様は私たちが、ご自分の愛を知り、実感し、認識している者として奉仕することを望んでおられるのです。イエス様の愛は懲らしめることによっても表されます。(黙示録3:19) それは私たちが悪い方向に行かないようにとのお心からのお取り扱いです。

イエス様はご自分の愛の中にとどまることを求めておられます。(ヨハネ15:10) それが実現する時、イエス様から良いものを吸収させていただくことが可能となるのです。同時にイエス様の愛にならうことが求められています。そして勝利者であられるイエス様の愛によって日々強められる必要があります。(ローマ書8章) これらのことによって(後の日に天においてのみならず)今、神様と共に住むことを経験させていただくことができるのです。

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