第26回ひつじのひろば報告

第26回 ひつじのひろば報告

 『あなたを慕い求める人がみな、あなたにあって楽しみ、喜びますように。』 (詩篇40:16)


 4月15日、暖かさを通り越し少し汗ばむような陽気の中「ひつじのひろば」が開催されました。ひつじのひろばもこの4月で4年目を迎えました。今回は新しい親子2組を含め、計7組の親子(子ども10名、大人6名、スタッフ3名)が参加しました。

 今回は「ちょうちょう」に因んだ賛美や手遊び歌を歌ったりしました。読み聞かせの時間には「とん とん とん」の大型絵本1冊を読みました。その後、季節の工作では「春の花壇」の切り絵工作をしました。その後おやつタイム&ママへのみことばタイム、自由遊びタイムというスケジュールで楽しく過ごしました。サークル後には残ることが出来る親子が持参したお弁当を囲みながら楽しくランチしました。

 御言葉タイムでは、伝道者の書2:25の御言葉を中心に『少し前に、子供達と一緒に「ポリアンナ物語」というDVDを観ました。内容は、ポリアンナという幼い少女が両親を亡くし、母親の妹である叔母に預けられ、様々な悲しい思いをするのですが、牧師だった父親が教えてくれた「よかった探し」をしながら、様々な困難な状況を乗り越え、また彼女の周りの人達の人生もその「よかった探し」で変わっていくというストーリーです。そのお話の中でも出てくるのですが、聖書の中で神様は800回以上も「喜びなさい」とか「楽しみなさい」と私たちに対して言っています。それは、神様が私たちにそうすることを心から願っておられるからだ…とポリアンナの父親は彼女に話します。私たちが「喜び」「楽しむ」ために、必要なポイントは、喜びや楽しみの原点には必ず神様がおられるという事を知ることです。ポリアンナは「辛い」「悲しい」「耐えられない」という状況の中で、いつも自分を取り巻く神様が与えて下さった良いことに目を留めました。

この詩篇40:16にもあるように、もし、私たちが良い事を与えて下っている、神様を慕い、求めるなら、神様によって私たちは「喜び」と「楽しみ」を味わうことができるのです。そして、それを神様は心から望んでおられるんですね。

子育てをしている中で、「喜び」「楽しむ」場面は沢山ありますが、それを与えておられる神様を抜きにしているならば、神様はそれをとても悲しまれますし、私たちにとっても本当の意味で「喜び」「楽しむ」ことにはならないのです。でも子育ては常に「喜び」「楽しみ」があるわけではありませんね。イライラして「喜び」「楽しみ」を味わうことができない時だってあります。そんな時は、『子育てに「喜び」と「楽しみ」を与えて下さい…』と神様に切なる思いを話してみて下さい。神様はあなたの心の叫びや思いを聞き、理解し、受け止め、「喜び」と「楽しみ」を与えて下さるお方ですから。私たちも、あのポリアンナのように「良かった探し」をして子育てを喜び楽しみたいですね。』とお話しました。

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