7月19日 救い主の能力

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人間が罪を犯すということがなかったら、この世界はどんなに幸いだったことでしょう。人間の世界には悲惨なことが起きます。その原因は人間の罪です。人間はこの罪をどうすることもできません。罪には法則があります。神様の意図されるところから外れるならば悲惨な経験をするというのが一つの法則です。ルカの福音書の5:12~16の記事で登場する皮膚の病をもっている人の姿は罪人の悲惨な状態を肉体的にも表していると言えます。人のすべての病の直接的原因が罪であるとは言えません。(広い意味においてはそうであっても)ある場合には、神様に近い生活をしている人であるからこそ、懲らしめとして病を経験するということがあります。それは神様の良い目的の中で教訓的に与えられるものであり、その人をへりくだらせ洗練するためです。一方で神様との関係が正常ではない人は、部分的に病というかたちで罪の結果を受けることもあります。罪の影響は人が考える以上に深刻なものです。(マルコ7:21~23)
イエス様に癒しを願い出た人の言葉は、“あきらめ的”なニュアンスにもとれます。しかしイエス様はあわれみ深い方であると同時にご自身の権威によって実行をしてくださる(することができる)お方です。イエス様は病の人にご自分から手を伸ばしてくださいました。人が神様との接触をゆるされるとき、それは(真の)いのちとの接触が実現したことを意味します。罪人がイエス様に触れられる時、“罪の毒素”を抜いていただき、イエス様の血潮のちからを注入していただけるのです。イエス様がこの世界に来られたことにより、人の罪が浮き彫りになり、神様の正しさがあらわされました。そしてイエス様の死と復活を経て、一時的ではなく永遠の癒しを伝える福音が広がっていったのです。私たちには様々な弱さが存在しますが、永遠の安全は保障されています。そのことを表現する歩みをさせていただきましょう。

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