「一切れのかわいたパンがあって、平和であるのは、ごちそうと争いに満ちた家にまさる。」
箴言17:1
春のような陽気が続いた後、ぐっと真冬の気温に戻り、雪もちらつくような日となりましたが、今月も神様の護りの中で「ひつじのひろば」が開催されました。そのような中でも、計5組の親子(子ども9名、大人4名、スタッフ4名)が集まりました。
歓迎の歌からスタートし、「あの空はどうして」という賛美を歌った後、手遊び歌「ぐーちょきぱー」の替え歌バージョンで「中華まんのうた」を歌いながら、親子で楽しく遊びました。読み聞かせの時間には、大型絵本で「はらぺこおおかみとぶたのまち」を読み聞かせしました。その後、ママへのみことばタイム、おやつタイム、そしてその後は自由遊びタイムになり、子供達を遊ばせながら、ママ達は色々な話をしながら時間を過ごしました。今回は参加者全員がお弁当を持参しましたので、みんなで楽しいランチとなりました。
みことばタイムでは、箴言17:1の御言葉から『この聖書の言葉は、本当の家庭の幸せとは何かについてよく説明していると思います。
私たちの住む日本においては、家族で一切れのパンしか食べる者がないような極貧な家庭は数少ないと思います。でも、現実には親の離婚などによって、子供たちが食べ物を充分に食べられなかったりする「子供の貧困」が社会問題になっています。
日本は、発展途上の国に比べれば貧困者の割合は低く、子供たちは経済的に恵まれて育つことができている方だと思います。親達は、子供たちに少しでも美味しい食事を提供し、少しでも良い服を身に付けさせ、少しでも良い教育を与えたいと願う気持ちもあってか、両親共働きという家庭も少なくありません。その他家族のために、家を購入し、また大きな車も持つ…となればその必要はますます大きくなります。そんな中でも家族皆が仲良く、平和に過ごすことができれば幸せですが、結果的に、夫婦関係や親子関係に問題が生じてくるケースもあるでしょう。
本当の家庭の幸せとはなんでしょう?本当の人生の幸せとはなんでしょう?それは物質の豊かさにあるのではなく、本当の「平和」を知り、またそれを頂いた時に与えられるものです。本当の平和。それは、神様との平和です。神様はこの世界の全てを造り、ここにおられる皆さん一人ひとりをお造りになりました。でも、私たちは全ての創造主である神様と平和ではなく、不和の関係にあります。それは、私たちの罪(=神様に敵対し背く姿、心)が原因です。でも、私たちが自分の罪を認め、神様が私たちと和解するために用意されたイエス様による罪の赦しと救いを頂くときに、私たちは神様と和解し、平和な関係に入ることができます。
神様に罪を赦され、愛されていることを知り、本当の平和を頂いた人は、自分の家族との間でもゆるし、愛し合う事を学び実行していくことができます。そして、物質ではなく、神様との平和の関係によって心が満たされ、喜び楽しんで人生を歩むことができるのです。皆さんも、神様との平和を頂くお一人おひとりとなられますよう心からお勧めします。』とお話しました。