1月2日 みことばに従う決意

「みことばに従うこと」は頻繁に教えられ学んでいることで、クリスチャンであるならば、それは大切なことであることを認識しているはずです。大事なことは、それが生活の中で現実のものとなっているかどうかということです。今回は神様のみことばに対して持つべき決意について学びたいと思います。(詩篇119:41-48)

I. 信頼します(41-42節) →詩篇の筆者(おそらくダビデ)は、みことばをお与えになる神様の誠実・真実に訴えています。神様はみことば(約束)のとおりに恵み(尽きない愛)と救い(助け)を注いでくださいます。それにより、攻撃してくるものに対して力強く対応することができます。(詩篇119:94, 123, 146, 153, 166参照)

II. 待ち望みます(43節)→筆者はみことばが自分から取り去られることへの危機感をもっています。「真理のみことば」は霊的いのちであり、神様に従う動機であり原動力であるからです。(詩篇119:30, 74, 81, 114, 147参照)

III. 守ります(44節) →筆者は神様の「みおしえ」をいつまでも継続的に守っていくことを宣言しています。

IV. 求めます(45節) →神様の「戒め」を求める人は、決まり事に導かれるのではなく、聖霊に導かれ、愛によって行動します。狭い恐れの小道ではなく、愛の「広やか」な道を歩いて行くことができます。(詩篇119:32参照)

V. 語ります(46節) →みことばに従う人はみことばを語る人でもあります。人々の前で語ること、また人々にみことばを聞く機会を提供することは多くのエネルギーを必要としますが、神様の恵みと助けによって可能となります。

VI. 楽しみます(47節)→筆者はみことば、しかも命令の部分を愛することを宣言しています。(48節でも繰り返されています)クリスチャンにとって神様の命令を愛すること、喜び楽しむことが普通のことである必要があります。(詩篇1:2; 119:97, 113, 127, 140, 159, 163, 165, 167参照)

VII. 実践します(48節)→さらに筆者は愛する神様の「仰せ」に手を差し伸べます。それは神様に対する、実践の伴う奉仕(命令の実践)の約束です。イエス様は実践し、教えてくださいました。イエス様にならう者でありたいです。

VIII. 黙想します(48節) →最後に筆者は神様の「おきて」に思いを潜めると宣言しています。みことばを黙想し、熟慮し、沈思するということです。このことを妨げる要因が数多くある私たちの生活環境において、あらゆる手を尽くして神様のみことばに自らを浸し、沈めることが重要です。(詩篇119:15, 23, 27参照)

まとめ: 神様の恵みによって、一年の歩み中でみことばに従う祝福を味わいましょう

 

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