今日、日本人の多くはある場所へ行き、いくらかのお金をささげ、何らかの願い事をしています。それぞれには違った「幸福の定義」があるでしょうが、皆 幸せになりたいという点では共通しています。しかし、いくつかのことを知らなければなりません。本当の幸福とはどのようなものであるのか。なぜ人は幸福を求めるにもかかわらず不幸になるのか。本当の幸福はどのようにして手に入れることができるのか。
イエス・キリスト様を信じたクリスチャンは、聖書からこれらの質問についての答えを得ました。そして本当の幸福を知ったのです。
今回は詩篇119篇の10回目の学びになります。この篇の第十区分(ヨーデ)から、聖書のことばを信じて神様に従う幸いについて確認し、神様に対する心からの信仰告白をしたいと思います。(詩篇119:73~80)
I. 造られた私はあなたに信頼します(73節)
II. 私はあなたを畏れあなたを待ち望みます(74節)
III. 私はあなたの正しさと真実に信頼します(75節)
IV. 私はあなたの恵みを慰めとして求めます(76節)
V. 私はあなたを喜びとします(77節)
VI. 私はあなたを黙想します(78節)
VII. 私はあなたの信仰者を友とします(79節)
VIII. 私はあなたの前における成長を求めます(80節)
まとめ:「年頭宣言」は、恵みとちからを注いでくださる神様への信仰の選択によって現実のものとなる
今回学んだ8つの「宣言」は、神様により頼むことなくしては意味をもちません。私たちの中にある罪の性質、この世の中のプレッシャー、そして悪魔の働き等は、今年も私たちに多くの負のものを提供してくるからです。神様の前に健全に歩もうとする私たちの周りにはそれを阻もうとするものが、想像をはるかに超えて存在するのです。ですから安易に「宣言」はできませんし、“がんばります”とは言ってはいけないのです。イエス様を信じるクリスチャンは、神様の導き・助けなしには何事も(神様が喜んでくださるようには)できないことを知っているはずです。神様は、私たち一人一人に今年も御心(ご計画)をもっておられます。そして神様はその御心を私たちが行うことができるちからを与えられます。私たちに必要なことは、神様の前に“そうさせてください”と謙虚に、そして前向きに、決意をもって、そして信仰をもって進む姿勢です。幸いと祝福に導いてくださる神様を信じて今年も歩んでいきましょう。