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前回のまとめは、新しく生まれた人は新しい歩みをする、というものでした。人が新しく生まれたならばそこには明確な結果があります。そしてその結果は、その人が真に生まれ変わったことを証明するのです。具体的な新生の結果(新しい歩み)の一つは罪に対する勝利です。
使徒ヨハネは、“罪を犯さない”(Iヨハネ3:9)と言っています。そのようなことは可能でしょうか。(Iヨハネ2:1; 3:6; ヨハネ5:14; 8:11; Iコリント15:34)ヨハネが意味するところは、イエス様を信じた人(罪を赦していただいた人)もなお罪の性質を持ち、実際罪を犯しますが、習慣的・継続的には罪を犯さないということです。ヨハネはこの意味において、なぜ新生した人が“罪を犯さない”のかについて4つの理由を挙げています。
罪はクリスチャンが愛するみことば(律法)と矛盾する(Iヨハネ3:4)
罪はキリスト様のみわざと矛盾する(Iヨハネ3:5)
キリスト様は罪の長であるサタンのわざを打ち破るために来られた(Iヨハネ3:8)
罪は聖霊の働きと矛盾する(Iヨハネ3:9)
まとめ:新生した者の歩みは義で特徴付けられる
クリスチャンも罪を犯しますが、救われていなかった時のような罪で特徴付けられる生き方をすることはありません。真のクリスチャンは罪に敏感になり、自身の歩みを神様の基準に照らして考慮するようになり、罪の誘惑時には葛藤し、そして罪を犯した時には(クリスチャンではない人とは違うレベルで)苦しむのです。感謝なことは、クリスチャンには、罪の告白によってゆるされることときよめていただけることが約束されていることです。(Iヨハネ1:9)
新しく生まれさせていただいた人は、罪を捨て“プラス方向”へと進んでいくのです。義を行う者(Iヨハネ3:7)へと変えられ、救い主イエス様のご性質を反映する生活をしていくのです。(ローマ6:13)