子どもとしての特権

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https://youtu.be/RdbBQuhrQaU

神の御子であられるイエス・キリスト様を信じて救われた人は、新しく生まれさせていただいた人ですが、新生の結果として、これまで①罪に勝利すること、そして②愛する人になることについて学んできました。今回は神様との関係において、子として特権を得ることについて学びたいと思います。

良いものに与る(マタイ7:11):両親は、不完全な存在ではあっても自分の子どもにはベストなものを与えようとします。そうであれば、天のお父様(神様)がご自分の子どもたちに良いものをお与えにならないはずがありません。あなたがクリスチャンであれば、新生と同時に与えられたものがあります。そこには罪が赦されたこと、永遠のいのちが与えられたことが含まれます。また新生したことによって、(今まで)神様から与えられてきたことがわかるようになったということもあるでしょう。天のお父様が与えるものは常に「良いもの」です。それらはあなたが欲しいと思うもの、嬉しいと思うものではないかもしれませんが、あなたにとって必要なものです。また与えられるのは「求める者たちに」です。新生した者としての特権を覚えましょう。そして、罪を告白すること、信じて求めること、御心にしたがって求めること、心から求めることなど、求めを聞いていただく条件を認識しましょう。

護られる(Iヨハネ5:18):新生した人は、イエス様によって、習慣的・継続的罪から護られています。それは、新生した人が、神様に属しており、悪魔は神様がゆるされる範囲内でしか活動することができないからです。悪魔はクリスチャンを迫害し、誘惑し、試み、訴えますが、神様はご自分の子どもたちを護り、悪魔の影響力と力に明確な境界線を定めておられるのです。
また救いをいただいた人が救いを失うことはありません。(ヨハネ10:28-29)クリスチャンに与えられている、永遠の安全の事実は、クリスチャンを自由奔放にさせるのではなく、神様に喜ばれる歩みをへと促すものです。「良いものに与る」ために求めるように、信仰の歩み、そして心が護られるようにとの祈りが日々必要です。

相続人となる(ローマ8:16-17):クリスチャンは神様の相続人であり、御国の相続人であると聖書に言われています。(マタイ25:34; ガラテヤ3:29; エペソ1:11; コロサイ1:12; 3:24)この特権には、永遠のいのち(テトス3:7)、神様ご自身(哀歌3:24)、神様の栄光(ローマ5:2)、そして万物(ヘブル1:2)が含まれます。
このとてつもなく豊かな相続は、イエス様が“究極の貧しさ”を経験されたことによります。(IIコリント8:9)そしてこの相続が確かなものであることの保証として、聖霊なる神様がクリスチャン一人一人の中に住んでいてくださいます。(エペソ1:13-14; 4:30)クリスチャンはまだ、“神の財産”をすべて受け継ぎ、楽しんでいるわけではありませんが、将来は確定しているのです。

まとめ:新生した人は神様からのものに目を向けて生きる
イエス様を信じ、新生した人は、十字架に架けられたイエス様を見上げた人です。自らの罪のゆるしと永遠の幸いを与えることができる唯一のお方に信頼したということです。イエス様を見上げる姿勢はクリスチャンとなった後も継続していくものです。クリスチャンは救い主イエス様にのみ全面的な信頼と期待と希望を置いて地上における歩みを続けていきます。世の中にいる限り、良い経験ばかりではありませんが、イエス様を見上げる、その基本姿勢があるところに、信仰者としての勇敢な、そして揺り動かされることのない歩みがあり続けるのです。

 

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