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500人以上が目撃したこと、墓が空っぽだったこと、そして臆病だった弟子たちが大胆に証言するように変えられたことなどは、イエス様が確かに死からよみがえられたことの証拠です。さらに、イエス様の復活はいくつかのことをクリスチャンたちに確信させます。
イエス様の教えは真実である(ヨハネ2:13-22): イエス様は、神様への礼拝の場が人の欲望を満たす場になっているとして“宮きよめ”をされました。過ぎ越しの祭りに便乗して、利益を得ようとする商売人が多く集まっていたのです。神様の聖さと礼拝が危険にさらされていたため、イエス様は素早くそして激しく行動された。神様への不敬は許容できないことを表明されたのです。神だけが持っておられる、礼拝を取り仕切る権限を示すことで、ご自分が神であることをお示しになったのです。
ユダヤ人たちは宮きよめの権威の証拠を求めました。これに対してイエス様はご自分の復活の予告をなさいました。これは神のみ可能です。イエス様はご自分が死なれることを、“神殿を壊すこと”にたとえられ、よみがえることを、“建て直す”ことにたとえられたのですが、彼らは正しく理解することができませんでした。イエス様は予告通り復活なさいました。ですから、イエス様を信じるクリスチャンはイエス様の(他の)お語りになったことも信じることができるのです。
イエス様は今も生きておられる(ルカ24:50-53):復活されたイエス様は、見えるかたちで、天に昇っていかれました。そこに立ち会った弟子たちは、イエス様を礼拝し、喜び、その後も神様をほめたたえ続けました。それはイエス様が生き続けておられることを確信し、再会できる確かな希望があったからです。イエス様はやがて肉体をもって、世界をさばき、王国を地上に建てるために来られます。その時まで、イエス様は霊においては信じるクリスチャンのうちにおられるのです。「神が私たちとともにおられる」というお名前を持つ方が生きてずっと共におられるのです。クリスチャンはイエス様が今も生きておられることを確信することができるのです。
イエス様は天国におられる(天国は存在する):復活されたイエス様は、父なる神様のもとへお帰りになると仰いました。(ヨハネ20:17)弟子たちが見守る中、イエス様は上げられました。(使徒1:9-11)父なる神様がイエス様を、おられるべき所(ご自分の右)に引き上げられたのです。(マルコ16:19)イエス様は今肉体をもって天におられます。ご自分を信じるクリスチャンの住まいを準備しておられるのです。(ヨハネ14:2-3)
クリスチャンは永遠の天国を信じています。クリスチャンには、やがてそこへ入れていただける約束が与えられています。天国は神様の栄光で満ちている場所です。(黙示録21:11)そこは完全な場所であり、負のものが一切存在しない場所です。(黙示録21:4,12,14,18-21)そこに迎え入れられるクリスチャンは、イエス様に似た者とされ、イエス様を直に見ることができ(Iヨハネ3:2)、いつまでも共にいることができるのです。(Iテサロニケ4:17)
まとめ:クリスチャンの永遠の幸いはイエス様の復活によって確かなものとされた
イエス様は、ご自分がお教えになったとおり死から復活され、今も天において生きておられ(霊においてはクリスチャンと常に共におられ)やがてクリスチャンをよみがえらせ、幸いな永遠の天の御国に招き入れてくださいます。それゆえクリスチャンは前向きに生きることができるのです。様々な困難の中にイエス様を見上げ頼り、イエス様にお仕えすることを喜びつつ励むことができるのです。(Iコリント15:58)