あなたはどこにいますか?

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かくれんぼは子ども時代に誰しもが体験する遊びの一つですが、最近は、三つの間(時間・空間・仲間)の減少によりこの遊びをする子どもも減っているのかもしれません。今回は神様から身を隠した最初の人間(アダムとエバ)の話から考えてみたいと思います。彼らは神様から禁止された木の実を食べた後にそうしたのですが、それをしたのがあなたであると想像してみてください。

神様の質問の意図:「あなたはどこにいるのか」と神様は問いかけられました。しかし神様は彼らがどこにいるかわからなかったわけではありません。神様はすべてを知っておられます。神様はあなたのすべてを知っておられるお方です。(II列王8:39)また神様は命令を破った彼らを罰したいわけでもありませんでした。

神様の呼びかけ:“わたしはあなたのことを全部知っている”
神様は彼らが正直に説明することを願われました。世の中では、“自分に正直に生きる”ように励ましますが、本来はこの世界を造り自分を造った、そしてすべてをご存知の神様に対して正直であるべきなのです。神様から隠れようとすることは無意味です。神様はすべてを知っておられながら、人が自ら告白することを望まれるのです。しかし、(間違い=罪を犯した)人間はなかなか正直になれません。アダムとエバは禁止事項を破ったことで罪を持つ人間となりました。その結果、神様からの罰を恐れ、神様から逃げ、隠れようとしました。また、聖い完全な神様と交流することが不可能になり、神様からの祝福は期待できなくなりました。(アダムとエバはエデンの園にいられなくなりました)神様はあなたにも同じ呼びかけをしておられます。

神様の呼びかけ:“あなたはわたしに対して責任がある
神様は彼らがご自分の権威を認めることを願われました。神様の基準に照らして自分が取った行動を評価するようにということです。アダムは神様からの木の実に関する質問に対して、言いわけを伴う返答をしました。人は罪を犯すと自分が受ける可能性のある罰や結果に注目し自分を守ろうとあらゆる手をつくすものです。この場面で一番悲しみ傷ついておられるのは神様です。神様はご自分が造った人間一人一人に対して強い関心をもっておられます。人は、神の国(世界)の一員として神様に対して責任を負っています。聖書が語る罪とは、神様との関係でのことです。自分は良くても、そして人に迷惑をかけていなくても、神様に迷惑がかかっているならそれは罪です。自分を造り生かしておられる神様を無視し自分勝手に生きる生き方、それが罪なのです。神様はあなたにも同じ呼びかけをしておられます。

神様の呼びかけ:“わたしはあなたを助けることができる”
神様は罪を犯してしまった人間に、私に従うように、私を信じるようにと呼びかけてくださいます。神様が用意した解決(救い)を受け取るようにとの呼びかけです。アダムとエバは(あらかじめ与えられていた)神様の警告を無視して、その結果を受けることになりました。しかし神様は助かる方法を準備しておられたのです。何から助かる(救われる)方法なのでしょう。神様との(永遠の)分離、死後の(永遠の)刑罰、そして罪に縛られる(罪を犯さないではいられない)生活からです。助かるための具体的な方法は、神様が御子イエス様を救い主としてこの世界に遣わすことで実現してくださいました。(罪のまったくない)イエス様が罪のある人間に代わって罰を受けて死ぬことにより(そして三日目に復活することにより)あなたの罪がゆるされ、天の国へ入れていただけるというものです。神様はあなたにも同じ呼びかけをし、招いておられます。

まとめ:神様の呼びかけに応答しましょう!
神様が本当に問いかけておられることは、“あなたはわたし(神)との関係においてどこにいるか”ということです。神様との正しい関係を妨げているもの(あなたの罪)は処理されていますか。あなたの身代わりに死なれたイエス様を信じて天の国へ行く切符を手にしていますか。神様からの確かな約束をいただいて、死後について安心がありますか。
もし“人は死んで終わり”なら、ごまかした者の勝ちということになります。もし神が存在しないなら、(死んだ後)人生における行動に対する罰も責任も消滅することになります。しかし聖書は人の死後について、また神の存在についてはっきり語っています。そして死後の備え、神様に会う準備をするようにとすすめているのです。
神様は今日もあなたに呼びかけておられます。あなたは神様との関係においているべき所にいますか。すべてを知っておられる神様の前に正直になりましょう。すべてを正しくさばく権限をもっておられるお方にゆるしを乞いましょう。完全なゆるしと永遠の幸いを用意してくださったイエス様を自分の救い主として信じましょう。

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