我が家の子供たちによるレゴ動画第3弾が完成に向かっている。四人で協力し、聖書に登場するクリスマスのストーリーをベースにレゴを使って作品を作り上げていく。そのプロセスにおいても、彼らが霊的な教訓を得ていることに大きな価値があると思っている。最近日曜学校では、ネヘミヤ記を学んだ。エルサレムの城壁再建のために奔走したネヘミヤの証しだ。主のための働きではあったが、そこには多くの困難も存在した。それらを乗り越え城壁完成へと導いたもの、それは彼の豊かな祈りの姿勢だった。ネヘミヤは優秀な人間だったと思う。しかし彼がこの大事業を成し遂げたのは、神の御手に頼ったからだ。子供たちの「プロジェクト」にも問題はつきもの。皆で行おうとしても、気が乗らない者もいれば、ささいなことがもめごとに発展して、レゴ動画作成どころではなくなってしまうこともある。そのような中で、祈りをもって彼らなりに「態勢を立て直し」完成に向けて励んでいる姿は頼もしくもあり、ほほえましくもある。観てくださる人々は、(基本的には)完成したものだけを見るのであるが、彼らはそのプロセスを経験し、必要な学びを与えられている。神様のためにする時に、そこには私たちの計画と想定を超えた多くの祝福が用意されていることを間近でみさせてもらっていると思う。作品のクオリティーはもちろん大事だが、それ以上に重要なことは、このことの中心に主が据えられているということ。毎回祈りをもって作成に取り組み、主のために作り上げていく。単に「やりたいから」ではなく、主の栄光のためになされるなら、神様はきっと喜ばれ、彼らの献げたものを香ばしいものとして受け取ってくださるはず。神様が彼らを導かれるのだから、(アイデアも含め)基本的に私は口を出さないようにしている。あっ、でもワンシーンだけ出させてもらってますけどね。
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