牧師の独り言 Vol.36 渡米回顧録 その④

ミネアポリス・セントポール国際空港に無事着陸!(娘が人生で初めてアメリカに降り立つ)この空港はミネソタ州のミネアポリス市とセントポール市の中間にある空港で、アメリカ中西部で最も利用者が多い空港らしい。飛行機が着陸してからゲートへの移動中(タキシングと言うらしい)にSIMカードの入れ替えを実行。どの時点であったかは忘れたが、正確に起動しているのを確認。ちゃんと時間も現地の時間になった。(当初SIMカードを買う予定がなかったので、ナースウォッチを購入しておいたが、スマホで正確な時刻を確認できるのはありがたいし、アメリカ国内で時間帯変更に伴い時計も切り替わるのは良い!)まずは入国審査。今回初めてESTA(事前渡航認証システム)を申請・取得した。(一人$21かかる)これがあれば最大90日間滞在が可能となるのだが、ESTA承認があっても入国が保証されているわけではない。つまり最終的な判断は審査官に委ねられているということ。ESTAのレーンに並び審査の順番を待つ。(なんだか空気が重く暑い。雰囲気ではなく実際の空気が)私たちの列の少し前に二人の男性がいた。娘の見立てでは彼らはオーストラリア人。とにかくよく喋る。よく笑う。基本的に静かに順番を待っている人々の中で彼らの存在が際立つ。待っている間に、乗り継いでカナダへ行く(そしてあまり乗り継ぎ時間がないらしい)という男性が列に入れてほしいと言ってきたので入れてあげた。何人か前の人が別室に連れられていくのが見える。(緊張)「事前の調査」では、女性一人の場合が一番ひっかかりやすいとか。それが本当なら、自分たちは親子だし、安心では、とも思うのだが。ここにきて、学生ビザの“ちから”を改めて想う。順番が来たので、二人で審査官の前へ。渡航目的を尋ねられ、「友人訪問と教会(カンファレンス)訪問」という趣旨の回答をする。「あなたはメッセージするのか?」と尋ねられ、「しないけど、日本で牧師をやっている」と答えたら、「僕は二週間前にバプテスマを受けたんだ」との返答。(ビックリ!)「聖書はどんな訳を使ってる?」との質問も。(こんな質問をされるのは想定してなかった もはや入国審査での会話ではなくなっている 笑)でも「上限を超える現金はもっていないか?」とか“まともな”質問もあったが、どこに何日間滞在するかとかの質問は無し。二人とも指紋をとられて終了。最後には「God Bless You!」と声をかけられ、最高の入国審査となった。(この旅の祝福は間違いない!)国内線に乗り継ぐ場合、一度預けた荷物を引き取り、再度預け直す必要がある。預け直す場所では、“見張っている”女性からの、「あー、その向き違う。そうそう。」との声が飛んでくる。そして手荷物(身体)検査場へ。アメリカでは(前述のように)靴は毎回脱がされる。手荷物の一つを「開けていいか」と言われ、中を見られたが問題無し。自分たちの荷物を引き取り、次なるゲートへ向かおうとしたところで、インド系(?)の人が、(自分の)「預けた荷物はどこいった?」みたいなことを聞いて来たので「大丈夫ですよ…」と答えた。初めてだと心配になるのはよくわかる。ここミネアポリス(正確にはお隣のセントポール市)は、〇ヌーピーの作者の出身地ということで、空港内には〇ヌーピーの像(?)が点在。娘は一緒に記念写真。さぁ、ウィスコンシンまでもう少し。(その⑤に続く)

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