ダニエルのとりなし

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今回学ぶダニエルの祈りは、とりなしのお手本と言えるもので、この祈りには罪の告白や嘆願が含まれています。
今回の祈りはメディアの王ダレイオスの統治下においてなされたもののようです。彼は紀元前605年になされたエレミヤの預言によって、イスラエルの捕囚期間が70年であることを知りました。(エレミヤ25:11-12)この預言を、ユダの王エホヤキムは軽蔑し(巻物を)切り裂き燃やしました。(エレミヤ36章)時は流れ、ネブカドネツァル王やその後継者はいなくなりましたが、エレミヤによる神様のことばは生きていたのです。80代半ばとなったダニエルは、“70年”の終りが近づく中で神様への祈りをささげています。(ダニエル9:1~19)

みことばへの応答(1-3節):ダニエルはみことばの中で神様が示しておられることへの信仰による応答の祈りをしています。その信仰には神様への、そして神様の評価への完全な同意が含まれています。これhあとりなし手であられる神様の約束を基とする祈りです。彼は先ず神様に心を向け、神様に最善の計画と方法があることを認識しました。このようにして彼はイスラエルの民が祖国に約束通り帰還できることを祈ったのです。

神様についての正しい認識:ダニエルは神様の偉大さと忠実さ(4節)を認め、義なるお方は、民の期待を裏切るようなお方ではないことを認めています。(7,14,16節)さらに神様は(イスラエルの霊的反抗にもかかわらず)憐れみ深く赦しを好まれるお方であり(9,18節)、導き手であられる神様はその忠実さゆえに先祖との約束を守ってくださることを認めています。

罪と向き合う姿勢(8,11,15,16節):ダニエルの祈りの中心は罪の告白であり、彼は自身をそこに含めています。彼は罪に対して真に深く敏感でした。それは神様がどのようなお方であられるかという明確な理解に基づいていました。彼はイスラエルの不義・反抗・逸脱(5,9節)、不従順(6,10-11,14節)、恥(7-8節)、不忠実(7節)、そしてそれでもなお神様との関係回復を願わない罪深い姿勢と向き合いました。(13節)

罪の結果の認識:神様は不従順に対してのろいとわざわいを定められました。(11-14節)神様は事前に十分な警告を与えられ、そのままさばきが実行にうつされることになりました。預言者イザヤ、ミカ、エレミヤ、エゼキエルによる警告としての預言の成就が哀歌に記されています。この事実は諸外国からのそしりを招くものとなりました。(16節)

神様の御名とご性質への訴え(16-19節):ダニエルは最後に神様にリクエストをしています。ここでの彼の嘆願は3点です。①神の都の回復、 ②神の聖所の回復、そして ③神の民の回復です。神様のお答えにはこれらすべてが含まれています。(24節)
ダニエルは自身には(お願いを正当化するようなものは)何もないことを念頭に、神様との関わり、そして神様ご自身の栄光に関わることに訴えています。繰り返される「あなたの…」の表現、そして「主ご自身」、「御顔」、「御名」等の表現にそれがあらわれています。彼は神様に対して、助けではなく、慈しみ(情け)を願っています。それは、“罰は受けて当然”との認識からです。彼は繰り返し神様に叫び求め、憐れみが注がれることを願っているのです。

まとめ:とりなしの祈りは尊い奉仕である
とりなしの祈りは、主にあって共に重荷を負い合う祈りです。ダニエルのように私たちも、日常の歩みを停止して祈りに打ち込みましょう。自分を含めた罪の告白をし、神様の御心が明らかにされることを求めましょう。(心を探られるメッセージは誰も好みませんが)神様の告げられることすべてを受け取る覚悟で祈りましょう。そして神様のお名前とご性質に訴え、神様の栄光のためにとりなしの祈りをしましょう。

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