聖書の神は救いを用意された⑫:イエス様の復活の重要性②

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https://youtu.be/3n9JPtie5k8

イエス様の復活は、キリスト教の根本教理であることはすでに述べたとおりですが、今回は使徒(初期のクリスチャンのリーダー)たちがこのことを強調しているという点から学びたいと思います。
イエス様が死なれ、葬られ、よみがえられ、そして天に昇っていかれて10日後、イエス様が約束されていたことが起こりました。(使徒の働き2章)聖霊なる神様がお降りになったのです。エルサレムに集まっていたクリスチャンたちは不思議な現象を見、感じ、そして聖霊に満たされて(習っていない)外国語を話し始めました。周囲の人々はこの光景に困惑しましたが、ペテロは、このことは旧約聖書に預言されていたことであり、またイエス様によってなされたことであることを説明しました。
ペテロが21節で言っている「主」とはイエス様のことですが、このお方がどのようなお方であるのかを22節以降で明確にしていきます。(使徒2:22~31)

I. イエス様は十字架で死なれました:復活の前提(23節)
イエス様は十字架刑によって死なれましたが、それは神様の完全なご計画によるものです。それは神様の前に罪のある人間が赦され救われるための唯一の方法でした。神様は罪人を愛するがゆえにこのご計画を実行にうつしてくださったのです。同時に、イエス様の死は、人の罪深さゆえのことです。イエス様は、神が人となられたお方です。人としてはユダヤ人としてこの世界に来られましたが、人々はこのお方を殺害というかたちでもって拒絶したのです。彼らは、救い主であられる神の御子を、亡き者としたのです。

II. イエス様は復活されました:復活の現実(24節)
神様はイエス様を死の苦しみから解放されました。その苦しみとは、すべての人の罪を背負い、その罪ゆえの怒りを引き受けられたがゆえのものです。また、その先にある罪人の救いをご覧になった上で受けられたものです。イエス様は死んだままでいるべきお方ではありませんでした。神様は、罪のないお方のみわざを満足され、その証拠としてよみがえらせてくださったのです。同時に旧約聖書の預言(神様の約束)ゆえの復活です。

III. イエス様の復活は予告されていました:復活の預言(25~31節)
イエス様の復活は、ダビデによって預言されていました。(詩篇16:8-11)これはイエス様がダビデの口を通してご自分の復活を預言するものです。ペテロは、イエス様の復活をすでに起こったこととして(未来形から)過去形に変えて語っています。

父なる神様は御子イエス様をよみがえらせて下さいました。(32節)御父が御子のみわざを受け入れられた証拠です。そしてペテロたちはイエス様の復活の目撃者となりました。

まとめ:イエス様は死なれただけでなく、よみがえられ、生きておられるお方
私たちは皆死ぬことになっています。しかし自分でよみがえることはできません。死なれたイエス様は、復活されたので、その死に価値を見ることができるのです。私たちのために身代わりに死ぬことがおできになったイエス様は、私たちの先駆けとしてよみがえることもおできになりました。それゆえ私たちをよみがえらせることができるのです。
クリスチャンは死なれただけのイエス様を信じているのではなく、よみがえられたお方を信じ、今もなお生きておられるお方を信じているのです。そしてやがて私たちを復活させてくださるお方を信じているのです。
イエス様の死と復活はあなたを永遠に幸せにする効力があります。あなたも永遠の幸いをいただきましょう。そのためにイエス様を呼び求めましょう。イエス様がまことの神様であられることを信じ、イエス様が唯一の救いの道であることを信じましょう。

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