恵みの回顧

ここ数日、本来の冬らしく厳しい寒さを感じています。でも、暖かい場所で平安の内に過ごせること、また礼拝のために集まる場所があり、集まる兄姉が与えられ、共に讃美を捧げ、祈りの中で用意された霊の糧の御言葉が講壇から語られること、一つひとつは決して当たり前ではない、大きな主からの恵みですから感謝します。

先日の地震で被災された多くの方々にとって、この厳しい寒さは、身も心にも辛く感じるものだと思います。そのような辛い状況の中にも変わることなく注がれる主の大きな愛と、慰めと励まし、そして導きが被災された方々、またその地に置かれている神の子供たち1人1人の上に豊かに注がれますよう熱く祈ります。

今日も、メッセンジャーが語られたこと中で心に残ったことの一つに『私たちは神様の「聖さ」を知るときに驚愕しひれ伏すのみであり、自分の罪深さを認識し自覚する』という言葉がありました。

本来、罪の性質を持つ人間は、神様の『聖さ』を知る事も、讃美することもできませんでした。天的存在である天使、セラフィムさえも神様を前にした時に6つの羽根で顔を覆い崇敬するお方に、私たちはイエス様の御名によって近づき、礼拝し讃美する者に変えられました。このことの素晴らしさは、私たちは本当の意味で、この地上において理解はできないのでしょう。しかし、この地上で理解し得る範囲では最大限、主に感謝し主をほめたたえる事ができたら、と思わされました。そして、イエス様の御名によって行われる全ての事、礼拝、祈り、奉仕、讃美…一つ一つが神様の聖さを心に留め、また表現するものとなることの必要性を改めて教えられました。

神様の聖さは永遠に変わりませんが、私たちは今日よりも明日、明日よりも明後日…と日々『聖なる者』と変えられ続ける事を、主は願われているのですね。私たちが今年の教会年間目標にも掲げられたテーマのように一歩一歩『キリストの似姿』に変えられ、主が私たちの歩みを通しても、ご自分のご栄光をあらわしてくださることを願いつつ、今週も歩んで行きたいと思います。

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