恵みの回顧

年に2度、私たちの教会では礼拝の時間に「ゴスペルサンデー」という特別な集会を設けています。それは、通常礼拝には来られない方々が、「福音」を聞く機会となるように、また兄姉の家族・友人・知人の方々への伝道の機会となるように…との願いと祈りが根底にあります。その為にどれだけ祈っているのか、働きかけているのか…と自問するとき、何カ月も前からゴスペルサンデーの開催日を把握していながら、声を掛けそびれてしまったり、それ以前に誰かを誘おう!と心に決めて祈り始めることさえもおろそかになってしまう事を、人々の救いを願い待っておられる主の前に、悔い改めなければなりません。

しかし、そのような中でも神様は教会に集う一人の方の関係者を、今日のゴスペルサンデーに送ってくださいました。自分で声がかけられなかったとしても、教会の兄姉の誰かが声を掛け、誘っておられるならば、その方の心に主が働きかけてくださるように共に祈ることができます!今回、声を掛けた方から兄姉へ祈りの要請がありましたので、教会全体で共に祈ることができました。そして、お誘いした方が今日、実際に教会に来られたことを共に祈ることができた者として喜び、主に感謝することができました。キリストのからだの一部分として、教会全体の喜びを共有できたことを感謝します。次回は6月にゴスペルサンデーがあります。その時には、私も誰かをお誘いし、兄姉に共に祈っていただけるように早めに祈り始め、そして声を掛けることができたらと願っています。

さて、今日はⅡコリント4:18の御言葉を中心とし、「見えないものを見る」というテーマでメッセージが語られました。私たちクリスチャンが、見えないものを信仰の目を持って、見ることができ、信じることができるようになったこと、それは本当に奇跡です。神様の導き、助け、御力なくしてはありえないことです。この世で重要視されている事柄は皆「目に見えること」です。それは分かりやすいものですが、一時的であり、終わりがあります。しかし、私たちは「人が本当に知っておくべき事柄」を知らされ、またそれらに向き合い、神様が与えて下さる答えを御言葉から一つ一つ頂き、今信仰によって「見えないもの」を見るという、永遠に目を向ける人生へと変えられました。そのことを心から感謝し、賛美します。

メッセンジャーが最後にお話してくださった、「瞬きの詩人 水野源三さん」のお母様がおっしゃった言葉が私の心に深く響きました。

『源三の持っている信仰は、目に見えるものが全て取り去られても変わらないものであることを教えられました。私の信仰は、源三に助けられながら一歩一歩進んできました。もし源三がこのような病気になっていなかったら、私たち親子は神様を知ることがなかったかもしれません。」

私も、源三さんと同じように「目に見えるものが全て取り去られても何も変わらない」という同じ信仰を頂いているのだ、と改めて教えられ感動しました。そして、今、私たちは目に見えること以上に、またこの地上のこと以上に神様が見せてくださるもの、また永遠の住まいである天国に目を向けて日々歩むことが必要があることを確信でき感謝でした。

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