※メッセージをお聴きになりたい方はこちら↓(音声のみです。再生中に、広告が入る場合があります。ご了承ください。投稿期間は約2カ月です。)
人は他の人と自分を比べて自分の価値を見いだすことに忙しくしていると思います。しかし、人が本当の神様を知ると、正しい自己肯定感を持つことができるようになります。神様が自分を知っておられ、支えておられ、特別に思っておられる事実を知ることによってです。このお方を信じることにより(用意された救いを受け入れることにより)世の中の他の人とは違った価値観で生き始めるようになるのです。人生における視点が変えられ、神様が求める“イエス様の似姿”への変化を追求し始めるのです。聖化について学んできていますが、今回は、聖化は父なる神様によってもたらされるものであることについて学びます。
父なる神様はキリスト様を信者の聖として立てる(Iコリント1:30): 完全に聖いイエス様にあって、立場においては聖い者とされ、罪からの聖化を経験したクリスチャンは、イエス様の力によって(状態において)聖い者へと変えられていきます。
父なる神様は御心を人の中に行われる(ヘブル13:20-21): 神様はクリスチャンを教育してくださいます。信仰者として十分な装備をするために、調整・成型・改善・回復・準備等を実施されるのです。神様は御心を行うことの願いをクリスチャンの中に芽生えさせ、その実践のために力を与えてくださいます。クリスチャンが実践する時、神様は報いてくださいます。
訓練により聖める:無限の愛と知恵による神様の訓練は完全なものです。神様の懲らしめは常にクリスチャンの益となるものです。その訓練には目的が伴います。それは神ご自身の聖さにあずかるというものです。この訓練は創造的なものであって、懲罰的なものではありません。クリスチャンが神様を敬う時、つまり神様に従う時、その祝福にあずかります。(ヘブル12:9-10)
聖化は恵みに満ちておられる神様が成し遂げられることです。それは神様のクリスチャンに対する愛の御思いに基づいているのです。それを認識する時、試練がいかに大きいものであっても、(本来居るべき地獄にはいないことを)感謝することができるのです。神様は苦難を用いて、クリスチャンを育て、主(神様)の者としての性質を造りあげてくださるのです。悪魔からの個人的な攻撃がある一方で、神様によって個人的に完全な者とされていくのです。Iペテロ5:10にある4つの表現はちからと意志の固さを語っています。困難を通ることによって、強さが生み出されるのです。神様はクリスチャンを霊的に成熟させ、その信仰の歩みを安定させ、クリスチャンを強めて忍耐させ、イエス様とみことばにしっかりと根ざす者としてくださるのです。
まとめ:神様による聖化のみわざの生涯は一度きり
イエス様を信じて救われたあなたは、“神の聖化の学校”に入学しました。神様が用意されたその学び舎で信仰者として育つことは、神様があなたを救いに選んだ大きな目的の一つです。あなたは生涯において、神様から学び、訓練を受け、戒められ、悔い改めへと導かれ、成長していくのです。神様が用意されたその道の先には祝福があることは決定的です。
天の御国は完全なところです。そこには成長も、発展も、前進も、向上もありません。そうであるなら、地上で生きている時にしかできない、聖化というプロジェクト(大事業)に没頭し、それに邁進し、貪欲に、神様が約束してくださっている成熟をめざしていこうではありませんか。