牧師の独り言 Vol.21

他の教会での奉仕に招いて頂けることは主にお仕えする者としての恵み。今夏もそのような機会が与えられることを感謝している。どのみことばをどのように分かち合うか祈りつつ備えていきたいと思う。通常 このようなお招きは準備期間が与えられるものだが、急な奉仕の機会というのもある。昨年暮れに大学時代のルームメイト(カリフォルニア在住)から連絡があった。”宣教について(祈祷会のような集いで)子どもたちに話すのだが、その中で日本での働きについて語ってもらえないか”と。もちろんリモートで、ということではあるが、あと1~2時間しかない中での「お招き」だった。承諾したものの、何を語るかを考えるだけで特に準備はできなかった。それに普段使ってない英語がどこまで通用するか、これのほうが心配だった。(これがルームメイトが求めていたことかどうかわからないが)話すべきことは話したつもり。英語が通じたかはわからないけれど。定期的なみことばの奉仕の機会には十分な準備をもって臨むのは当然だが、場合によってはそれがゆるされないこともある。いつ与えられるわからない「弁明」の機会を生かすために、提供する「材料」の在庫を豊かにしておく必要を覚える。

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